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令和5年12月 長門市議会定例会 行政報告(令和5年12月11日)

ページID:0050863 更新日:2023年12月11日更新 印刷ページ表示

行政報告

1.山口県飲食業生活衛生同業組合長門支部との連携協定の締結について

 去る9月28日、山口県飲食業生活衛生同業組合長門支部との包括連携協定を締結いたしました。
本協定は、豊富な食資源を有効に活用し、地域食材を利用した新たなメニュー開発や災害時における炊き出し支援など、幅広い分野で連携し、市内における地域活性化の推進と市民サービスの向上を図るため、協定を締結したものであります。
 今後は、この連携・協力の下、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた飲食業界の一層の回復と地域経済のさらなる活性化に向け、積極的に取り組んでまいります。

2.大塚製薬株式会社との連携協定の締結について

 去る10月17日、大塚製薬株式会社との包括連携協定を締結いたしました。
 本協定は、「生涯『健幸』で元気に暮らせるまち」を目指す本市におきまして、専門的な知見による情報やネットワークなどの知的・人的資源を活用させていただき、高齢者のフレイル予防や熱中症対策講座など、市民生活の安全と安心の向上を促進するため、協定を締結したものです。
 今後は、この連携・協力の下、市民の自主的な健康づくりのさらなる前進と健康寿命の延伸に向け、積極的に取り組んでまいります。

3.俵山温泉エリアプラットフォームの設立について

 良質な泉質を誇る俵山温泉においては、入湯客の減少とともに温泉街関係者の高齢化により、旅館や温泉施設の持続的経営が困難な状況となっていることから、このほど、民間事業者・地域・行政が一体となった「俵山温泉エリアプラットフォーム」を去る10月20日に設立しました。
 これからは、本組織が中心となり、地域の方々が長く守ってきた湯治文化や歴史、街並みの風情など、俵山温泉の魅力を全面に活かした「俵山温泉グランドデザイン及び実施計画」の策定を推進してまいります。
 一方で、俵山温泉街にかつての賑わいを取り戻すため、温泉街への民間活力の積極的な参画・投資も呼び込み、俵山温泉街の再生に向けた取組を加速させたいと考えております。

4.「キャトルステーションながと」の開所について

 去る10月27日、油谷河原地区の牛舎を市が借り受け、市内の肉用牛繁殖農家が所有する子牛の預託施設として、「キャトルステーションながと」を開所しました。
この施設は、一般社団法人アグリながとが運営を担い、受け入れ頭数最大21頭規模で、生後4か月程度の子牛を市場に出荷するまでの約半年間預かり、飼養管理と育成を行うこととなっております。
 牛の預託施設は県内に数か所ありますが、キャトルステーションの名称で子牛の預託を専門とする施設としては、山口県内で初めての設置となり、現在、3頭の子牛を預かり、順調に運営が行われております。
 今後も、施設を肉用牛繁殖農家の皆様に有効に活用していただくことで、経営の維持・拡大、さらには、「長州ながと和牛」を代表とする市内産肉用牛の供給拡大につなげてまいります。

5.「山口ながとクリテリウム」について

 去る11月4日、三菱地所JCLプロロードレースツアー「YMFG山口ながとクリテリウム」が開催され、国内外の国際登録チーム、山口県選抜チームの74名が仙崎白潟地域の特設公道周回コースを走り抜けました。
 また、当日は市民サイクルマラソンが同じコースで開催され、市内外から20名のアマチュア選手が参加しました。
 天候にも恵まれ、約2,500名の観覧者からご声援をいただき、大会を大いに盛り上げていただきました。
 イベントの開催にご尽力いただきました関係各位、また、白潟地区住民の皆様に感謝を申し上げるとともに、今後も、サイクリングを通して地域活性化を図るとともに、なお一層の観光客誘致に向け、全力で取り組んでまいります。

6.ながとフードアンバサダー・タサン志麻さんのふるさとキッチンについて

 本市出身で、「伝説の家政婦」として全国的に有名なタサン志麻さんには、食を通じた本市の認知度向上や産品の周知拡大などにご協力をいただく「ながとフードアンバサダー」に就任いただいております。
 去る11月18日、タサン志麻さんの帰省に合わせ、道の駅センザキッチンで選ばれた長門の食材を使用し、オリジナル料理を調理する「タサン志麻のふるさとキッチン」を市内で開催いたしました。
 当日の調理の様子は長門市公式インスタグラムでライブ配信したほか、後日、ほっちゃテレビ及びインターネットの動画配信サイトで配信する予定であります。
 今後も、本市の様々な資源を活用し、地域の魅力を市内外に情報発信するシティセールス活動に積極的に取り組み、本市の認知度向上に努めてまいります。


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