ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政 > 市政運営・行財政 > 行政改革 > 令和3年第1回長門市議会臨時会 行政報告(令和3年5月13日)

本文

令和3年第1回長門市議会臨時会 行政報告(令和3年5月13日)

ページID:0035334 更新日:2021年5月13日更新 印刷ページ表示

行政報告

1.新型コロナウイルスワクチン接種について

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種につきましては、国の指示のもと都道府県の協力により、市町村で予防接種を実施することとなっております。
本市におきましては、優先される65歳以上の高齢者について、4月20日から一部の高齢者施設を対象に先行接種を実施し、5月10日からは市内の指定医療機関で個別接種を開始したところであります。
加えて、5月20日からは、集団接種を開始する予定であり、7月末までの接種完了に向けて鋭意努力してまいります。
また、一般の方々へのワクチン接種につきましても、早期に実施できるよう全力で取り組んでまいります。

2.令和2年長門市観光客動態調査について

新型コロナウイルス感染症の感染拡大は本市の観光にも大きな影響を及ぼし、昨年の観光客数は対前年比68パーセント、77万人減の164万人となりました。
また、宿泊客数は対前年比69パーセント、15万人減の34万人となりました。
宿泊客数については昨年3月中旬から感染拡大の影響が出ていましたが、本市独自施策の「ながと泊まっ得キャンペーン」、県の「プレミアム宿泊券」、国の「GOTOトラベルキャンペーン」の効果により7月からは徐々に回復し、GOTOトラベルが本格運用となった10月からは、各キャンペーンの相乗効果により前年に劣らぬ宿泊客を確保できたところであります。
また、キャンプ場などのアウトドア関連の施設においては、前年を上回る観光客数を記録した施設もみられました。
こうした中にあって、油谷地区においては、油谷湾温泉ホテル楊貴館が、おもてなしへの思いや宿泊産業で働く魅力などを発表する「旅館甲子園」でグランプリを、また、「二尊院宿坊えんとき」がエコツーリズム大賞特別賞を、それぞれ受賞され、さらには、湯本地区において、長門湯本温泉まち株式会社が、ふるさと名品オブ・ザ・イヤー「地方創生大賞」を受賞されるなど、目を見張る成果を上げておられ、市民の誇りとするところであります。
市といたしましても、こうした民間や地域の取組に対する支援を継続して行うとともに、引き続き、ウイズコロナ・ポストコロナ時代を見据えた観光振興の取組を進めてまいります。

3.長門市と楽天グループ株式会社及び楽天農業株式会社との農業連携協定の締結並びに長門市未来農業創造協議会の設立について

去る4月26日、本市と楽天グループ株式会社及び楽天農業株式会社との間におきまして、農業連携協定を締結いたしました。
本協定では、「有機農業による耕作放棄地の新たな解消対策」、「新規就農者の育成及び移住・定住の促進」、「農業・福祉連携事業の推進」などを掲げており、今後、有機農業の推進等を通じて本市農業の活性化による地域社会の発展につなげてまいる所存であります。
また、去る5月6日には、本市農業が将来にわたり持続可能な成長産業となるよう、アグリながとの機能強化をはじめ、スマート農業の推進や担い手の育成など、農業における諸課題の解決に向けた取組について研究・提言を行う「長門市未来農業創造協議会」を設立いたしました。
本協議会は、山口県農業協同組合、深川養鶏農業協同組合、長門大津地区農業法人連絡協議会、山口県及び市で構成しており、オブザーバーとして中国四国農政局にも参画いただいております。
あわせて、この協議会には、政策立案組織として、先進的技能や豊富な知見を有する専門家や民間企業等で構成される専門部会を設置し、公民連携により、農業成長産業化に向けた取組を積極的に進めてまいります。