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令和5年第1回 長門市議会臨時会 行政報告(令和5年5月12日)

ページID:0047361 更新日:2023年5月12日更新 印刷ページ表示

行政報告

1.新型コロナウイルス感染症への対応について

 新型コロナウイルスとの闘いは、3年を経過いたしました。
これまでの間医療従事者やワクチン接種に携わっていただいたボランティア団体をはじめ、多くの市民や関係機関の皆様にご協力を賜りましたことに対しまして、衷心より感謝申し上げます。
 こうした中、今月8日から新型コロナウイルス感染症は、感染症法上の位置付けが新型インフルエンザ等感染症(2類相当)から「5類感染症」に緩和され、「日常における感染予防対策」については、自主的な取組が尊重されることとなりました。
 これにより、感染者の全数把握は終了することとなりましたが、新型コロナウイルス感染症は、今後も一定の流行が続くものと予想されております。引き続き重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患を持つ皆様への対策は重要となりますことから、まずはワクチン接種について、高齢者を中心とした「春開始接種」を進めていくとともに、市民の皆様に、引き続き感染対策についての情報発信を行ってまいります。
 一方で、今後ウィズコロナの動きが本格化する中にあって、長期に及んだコロナ禍やエネルギー価格・物価の高騰により大きく傷んだ市内経済の再生と市民生活の安定は欠かせません。
 そのためにも私は、引き続き市民のいのちと生活を守ることを基本に、国や県の動きに呼応しながら、必要な対策を講じ、コロナ前の日常を取り戻してまいる所存でありますので、関係団体の皆様の重ねてのご支援、ご協力をお願い申し上げます。

2.山陰自動車道 長門・下関間の進捗状況について

 国の令和5年度当初予算において、山陰自動車道「三隅・長門道路」が新たに事業化され、調査設計費として事業費1億円が予算計上されました。
 山陰自動車道は、いのちの道、物流の道、観光の道として、山口県北西部の一体的な発展を図る上で極めて重要・不可欠な道路であります。
 今回の「三隅・長門道路」の事業着手により、15年の時を経てようやく、山口県北西部の下関市・長門市・萩市の3市が切れ目なく接続され、また、観光と産業の拠点の一つであります仙崎に中間インターチェンジが設置されることにより、経済の活性化に大きく寄与するものと確信しております。
 また、現在事業実施中であります「俵山・豊田道路」は、事業費31億3,300万円が予算計上され、改良工事や橋梁工事、トンネル工事等の大規模工事が推進されます。
 市といたしましては、今後も引き続き下関市や商工団体等と一致団結し、公民挙げて「山陰自動車道 長門・下関間の整備促進と早期全線完成」を強く要望してまいります。

3.令和4年長門市観光客数について

 令和4年は、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、主要な観光地における来訪者数の顕著な増加により、前年から33万5千人、20パーセント増の196万3千人と、コロナ禍以降初となる対前年比増となりました。
 あわせて、宿泊客数も前年から17パーセント増となり、回復の兆しがみられるところであります。
観光施設別では、このたび開業5周年を迎えたセンザキッチンが開設年に次ぐ93万人の来場者を数えたほか、長門湯本温泉でコロナ禍以前の観光客数を上回るなど、本市で特に来訪者数の多い観光地において増加傾向が見られました。
 また、アウトドア関連施設についても、コロナ禍をきっかけに加速したキャンプ需要による好調を維持しており、千畳敷高原キャンプ場や伊上海浜公園オートキャンプ場では前年を上回る集客となりました。
 国の感染症法上の位置付けが変更され、社会経済活動の正常化が進み、徐々にではありますがコロナ禍以前の日常が戻りつつある中、市といたしましては、外国人観光客の受入れ対応などさらなる観光振興に努めてまいる所存であります。


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