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令和2年第5回長門市議会臨時会 行政報告
行政報告
1.長門市民助け合い応援券発行事業の利用実績について
長門市民助け合い応援券発行事業につきましては、9月末をもって金融機関の換金が完了しましたので、利用実績をご報告いたします。
これまで、本市では、新型コロナウイルス感染症感染拡大の各局面に応じた緊急経済対策を講じてきました。
その一つである本事業につきましては、特に甚大な影響を受けているホテル・宿泊業、旅行代理店、飲食店、タクシーなどの市内特定業種において利用可能な応援券5,000円分を全市民に配布し、これを利用していただくことで、市民全員が消費というかたちで事業者を支えるとともに、市内消費を喚起するためのものであり、4月の第1回臨時会において、いち早く議会の議決をいただき、実施いたしたところであります。
おかげをもちまして、応援券の利用実績につきましては、利用額が1億6,091万5千円、利用率は95.8パーセントとなり、応援券の使用期間である、5月7日から8月31日までの4箇月間につきましては、本市から新たな感染者の発生はなく、また当初の目的どおり、特定業種の消費も確保され、十分成果を得たものと考えております。
これも、応援券を利用された市民の皆様、また感染症の拡大防止対策にご尽力いただいた事業者の皆様のご協力によるものと考えており、この場を借りて厚くお礼申し上げるとともに、引き続き、感染症拡大防止へのご協力を重ねてお願い申し上げます。
2.長門湯本温泉観光まちづくり グッドデザイン賞の受賞について
10月1日、長門湯本温泉街再生のプロジェクトが、公民連携により市・地域・事業者が一体となった先進的な取組であるとして、2020年度グッドデザイン賞を受賞しました。
今回の受賞は、これまで、地域住民をはじめ、民間事業者と行政との公民連携により、外部専門家の知見も取り入れながら一体的に取り組んできた、地域の持続可能性を高めるための質の高い空間構築や観光地経営のデザインが、暮らしや社会をより良くしていくための取組として高く評価されたものです。
今日に至るまでの地域の方々の多大なるご尽力や事業者の果敢なチャレンジに対しまして、改めて感謝と敬意を表したいと存じます。