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本年7月、全国20道県で展開されている、ジャパンエコトラック公式エリアに山口県北西部が認定され、「下関・美祢・長門ルート」が新規登録されました。
これは、昨年度、本市を事務局として設立いたしました「下関市・美祢市・長門市アウトドアツーリズム広域協議会」において協議を重ねた成果として、このたび、県内初の登録に至ったものであります。
ジャパンエコトラックとは、トレッキング、カヌー、自転車といった人力による移動手段により、豊かで多様な自然を体感し、地域の歴史や文化、人々との交流を楽しみながら旅をするという、新しい旅行スタイルであります。
これにより、従来の温泉と食、自然や歴史資源といった観光素材に、新たな付加価値としてアウトドアスポーツという、広域連携による着地型観光メニューを加えることで、滞在時間の延長や交流人口の拡大を目指してまいります。
今後、様々な制約があるポストコロナ時代を迎える中にあって、ジャパンエコトラックの本ルートを最大限に活用し、さらなる観光振興につなげてまいりたいと考えております。
去る9月1日、旧教育委員会庁舎を大規模改修し、「長門市総合文化財センター(ヒストリアながと)」をオープンいたしました。
「ヒストリア」の語源は「史書」を意味するラテン語で、本市の長い歴史を次世代に伝えていきたいという思いから、センターの愛称を「ヒストリアながと」としたものであります。
本施設は、本市の自然・歴史・文化などに関する総合的な資料の収集・保存・活用を行うことで、市民の皆様が文化財に触れ、魅力を学び、これを未来へ継承することを目的としております。
「自然を知る」「歴史を知る」「文化を知る」「くらしを知る」の4つのテーマの展示のほか、VRや長門市ジオラマの体験コーナー、あるいは、今後展開してまいります各種講座の開催などを通じて、本市の文化財を存分に知っていただけると幸いです。
また、本施設は市内の文化・観光施設へいざなうガイダンスの役割を果たすとともに、市内外から来られる多くの方々の交流を図ってまいります。
市民の皆様、是非、「長門市総合文化財センター(ヒストリアながと)」にご来館ください。お待ちしております。
7月5日、定例の水質検査において、湯免ふれあいセンターの浴場から、レジオネラ属菌の検出が確認されました。
同日、長門環境保健所に報告し、現地において関係者による協議を行い、翌6日から安全性が確認されるまでの間、センター施設の一部を閉鎖したところであります。
源泉からはレジオネラ属菌が検出されなかったため、職員による清掃や消毒作業、専門業者による管路の洗浄作業等を行い、再検査においてレジオネラ属菌が未検出となったことを確認し、7月28日から、施設の一部閉鎖を解除し、通常営業としたところであります。
なお、利用者から健康被害の申し出はありませんでした。
今後とも、適切な水質の管理に努めてまいります。