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7月3日、定例の水質検査において、湯免ふれあいセンターの浴場から、レジオネラ属菌の検出が確認されました。
同日、長門環境保健所に報告し、現地において関係者による協議を行い、安全性が確認されるまでの間、センター施設の一部を閉鎖したところであります。
源泉からはレジオネラ属菌が検出されなかったため、消毒や清掃作業を行った結果、再検査においてレジオネラ属菌が未検出となったことを確認し、8月2日から、施設の一部閉鎖を解除し、通常営業としております。
なお、利用者から健康被害の申し出はありませんでした。
今後とも、適切な水質の管理に努めてまいります。
去る8月26日、27日両日にかけて「やきとりJAPANフェスティバル2023in長門」が開催され、5万5,000人の皆様にご来場いただきました。
コロナ禍の影響により4年ぶりとなる「やきとりの祭典」でしたが、全国各地、北は北海道から南は沖縄まで17店舗が一堂に会し、それぞれに特長あるやきとりを提供していただき、会場は大いに盛り上がりました。
市といたしましても、このやきとりの祭典を盛り上げていく取組として、「ウェルカムやきとりキャンペーン」と題し、市内のやきとり店で利用できるお得なデジタルチケットの販売やスタンプラリーを行い、市内外の来訪者から好評を博したところであります。
本イベントの開催にご尽力いただきました関係各位、また、多くの市民ボランティアの皆様に感謝を申し上げるとともに、今後も、「やきとりのまち」ながとのPRに努め、なお一層の観光客誘致に向けて全力で取り組んでまいります。
市では、カーボンニュートラル実現に向けた温室効果ガスの排出抑制効果が期待でき、SDGsの目標の一つである気候変動対策への取組となる事業として、また、電気料金の節減による行政コスト軽減策として、本年度、公共施設30か所における照明設備を「省エネルギー・長寿命のLED照明」に更新する事業に取り組んでおります。
単年度で30か所に及ぶ公共施設のLED照明への更新は、県内初の取組であります。本年12月末までに整備を終える予定としておりますが、中でも、更新を行う11の小・中学校につきましては、授業に支障のないよう夏休み期間の8月上旬から工事着手し、優先的にLED化を終えたところであります。
そこで、去る8月29日、本事業の効果を確認するため、更新した学校の一つである向陽小学校において、「LED化実証現地説明会」を開催し、LED化工事前後の電力使用量を測定したところ、削減率は7割に及ぶ好結果でありました。
また、このたび照明を更新いたしました小・中学校の体育館は、災害時の避難所としても活用することから、これまでの照明では成し得なかった無線調光式照明を採用することで、就寝時等の最適な個別調光が可能となり、私も実際に体験し、避難所となった場合の居住性の向上を実感したところであります。
今後とも、本事業をはじめ様々な事業を通じ、SDGsへの取組を推進してまいります。