本文
3月11日(月曜日)、将来、山陰道の一部区間として下関市と長門市を結ぶ、俵山・豊田道路の第1トンネルの貫通を祝う貫通式が開催されました。
俵山地区の地元住民や工事関係者が見守るなか、ブレーカーと呼ばれる大型の重機で壁に穴を開けるとトンネル内に光が差し込み、歓声に包まれました。また、俵山幼児園の園児による、歌や踊りの披露があり和やかな雰囲気に包まれました。この子たちが、大きくなり自らの運転で山陰道を走る日が来ることを想像すると嬉しい気持ちになります。
この第1トンネルは、延長278mで6か月の工事期間を経て今日を迎えました。残る計画の2本のトンネルを含む、全長13.9キロの俵山・豊田道路の工事完了、そして、三隅・長門道路と豊田以南の早期完成に伴う、命の道、産業の道である山陰道の一日も早い全線開通に向けて、地元の思いを国へ届けてまいります。
3月1日(金曜日)、昭和の風情が今なおのこり、西の横網と称される泉質を誇る俵山温泉において、いま、地域・民間・行政が一体となって温泉街を一つの旅館として再生するためのプロジェクトが進んでいます。
本日は、昨年10月に設立した、「俵山温泉エリアプラットホーム」の各分科会において議論してきた再生プランを具現化するためのグランドデザイン(基本計画)が策定され、その報告会を行いました。来年度は、エリアプラットホーム会議を再編し、グランドデザインの具現化に向けたアクションプランを実施してまいります。