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1月29日(金曜日)、仙崎湾から大津緑洋高校水産校舎の生徒を乗せた実習船「海友丸」が出航しました。
同校では毎年、専門的な知識と技術を習得し、船舶職員としての資質や人格の醸成のために遠洋航海実習を実施しています。今年は、同校海洋技術科の2年生と専攻科1年生、福岡県立水産高校専攻科1年生、船舶職員や指導教官など合計67人が「海友丸」に乗船。新型コロナウイルス感染症対策として、乗組員全員が1月15日にPCR検査を行い、そのまま沿岸多目的航海を行い、2週間の間で発熱がないかを確認しています。そして、この日に仙崎湾を出港して、30日の間航海し、マーシャル諸島からマリアナ諸島海域でマグロはえ縄漁業などの実習を行います。
例年とは、異なる日数・領域での航海実習となります。乗組員が健康にそして成長して帰ってくるのを楽しみに待っています。
1月28日(木曜日)、市内すべての保育園・幼稚園に長門大津くじら食文化を継承する会から40kgのニタリクジラの鯨肉が贈呈されました。
長門大津くじら食文化を継承する会では平成19年度から、伝統的な食文化に親しみを持ってもらおうと節分の日の給食用に鯨肉の提供を続けており、例年、幼稚園などでセレモニーを行っていましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響から中止となり、市役所本庁舎で贈呈式を開催しました。
鯨肉は、市内の10箇所の保育園・幼稚園の園児および職員(約1000人)が節分の日に竜田揚げとして食べる予定で、園児たちは鯨肉を食べることを楽しみにしています。毎年、鯨肉を提供していただけることに敬意を表するとともに、この活動で長門市が元気づいていけばと思います。
1月21日(木曜日)、末永照英氏から書の寄贈を受けました。
末永照英氏はこれまでに香月泰男美術館のポスター題字を揮ごうするなど活躍されており、このたび、5点の書を市に寄贈されました。私の好きな言葉である「努力」、私がよく使う「挑戦」などが力強く書かれています。この書に負けないように私は「努力」し、「挑戦」していきたいと思います。
1月21日(木曜日)、下関市・美祢市・長門市アウトドアツーリズム広域協議会の設立に向けて、3市長がオンラインで合同会議を開催しました。
会議に先立ち、私から「本日はご多忙の中、お集まりいただきありがとうございます。本協議会は、3市でアウトドアツーリズムに向けた具体的な取組を推進していくものでございます。山口県北西部の魅力ある自然素材に磨きをかけ、アウトドアツーリズムという切り口で観光振興がさらに発展することを期待しています。」とあいさつを述べました。
会議では、観光政策課から協議会の規約案や今後の取組について提案があり、3市において周遊や滞在を促進するために、「ジャパンエコトラック」ルートの認定に向けた取組や統一されたデザイン・サインの整備、ブランディングによる効果的なプロモーションについてご質問をいただき意見を交換しまして、3市で進めていくことに合意しました。
長門市の魅力もしっかり磨きながら、広域でのアウトドアツーリズムを推進していきます。
1月19日(火曜日)、生活協同組合コープやまぐちの皆さんと平和活動についての行政懇談会を行いました。
この懇談会は平成8年から行われており、今年が24回目となります。生活協同組合コープやまぐち様からは10人が出席され、日ごろの活動の紹介や独自に取り組んでいる平和活動について意見交換を行いました。
コープやまぐち様は、戦後75周年記念事業として戦争に関する映画上映に取り組んでおられ、戦中・戦後の長門市の出来事や暮らしを地図に落とし込んだマップと出来事を物語にした冊子についても作製を進められているとのことです。
長門市は昨年、企画展「75年前の仙崎」~引揚って何?忘れてはいけない記憶~を開催するなど、今後も平和への取り組みを進め、更なる連携強化につなげていければと考えています。
1月13日(水曜日)、俵山温泉でジビエ活用に向けた鹿肉料理の試食会が開催され、私も出席しました。
この試食会は、長門市有害鳥獣被害防止対策協議会が主催として、地域でこれまで料理としてなかなか活用されてこなかった鹿肉を地域資源として広める目的で開催されたものです。午前中には県内の料理人・関係者が参加する料理の研修会も行われました。
試食会の冒頭で、来賓として、「俵山のジビエはいつも食べていて素晴らしいと感じています。加工されたお肉は道の駅センザキッチンでも販売され、長門市のふるさと納税の返礼品として人気の品となっています。長門市の料理店のメニューとして広まればうれしいかぎりです。」とあいさつを述べました。
試食会では、部位ごとの特徴を活かしてつくられた鹿肉料理を味わい、鹿肉のおいしさに改めて気が付くことができました。
市といたしましても、地域の方と協働して、有害鳥獣として捕獲したイノシシ・シカの肉・ジビエを地産地消の食材として有効活用する取組をこれからも推進してまいります。
長門料飲組合の青村雅子組合長ほか3名が市長室を訪問され、、新型コロナウイルス感染拡大への対策実施の報告と本市への協力依頼をされました。1都3県で非常事態宣言が発出し、山口県内においても感染者の確認が続いており、市内飲食店の経営に大きな影響を与えています。
長門料飲組合と大津西旅料飲組合では、2つの対策事業を行い、加盟店の事業継続に向けた取り組みを行っておられます。自分たちで考えて、行動に移されたバイタリティに感動しました。なんとかこの難局を乗り越えていけるよう、しっかり対応を検討させていただきます。
1月5日(火曜日)、長門地方卸売市場で今年の初競りが行われ、来賓として出席しました。
初競りの前に行われた式典では、山口県農業協同組合の大田寛治理事が「新型コロナウイルス感染症の影響で、農業を取り巻く環境はより厳しいものがあります。農産物の販売の多角化や業務用の加工野菜の販売など時代が求め、消費者のニーズに合わせた取り組みを市場関係者の意見をいただきながら進めていきたい。今年は生産と販売のより一層の拡大と一刻も早い新型コロナウイルス感染症の収束を願います。」とあいさつをされました。
私は、出荷者、仲買、JAと連携し、生産ロットの確保や生産性を向上させ、農業関係者の所得向上につなげる取り組みを進めていきたいとあいさつをさせていただきました。
農業は長門市の基幹産業のひとつであり、農業の活性化なくして長門市の活性化はないとの思いをもって、1次産業活性化に向けた取り組みを進めてまいります。
1月5日(火曜日)、仙崎地方卸売市場で初セリ式が開催され私も参加しました。
はじめに、山口県漁業協同組合長門統括支店の藤田昭夫運営委員長から「新年あけましておめでとうございます。漁獲の低迷や新型コロナウィルス感染症の影響の中、生産者・漁師の皆さんにおかれましては、しっかり対策され新型コロナウィルスに負けずに日々励んでいただいており感謝しています。安心安全な魚を売ることで仙崎・市場、ひいては長門の元気・発展にむけて頑張ってまいります。航海の安全と豊漁を祈念しております。」とあいさつがありました。
続いて、私から、長門の漁業・水産業が発展するよう、豊漁で活力のある一年となるよう、お祝いのことばを述べました。
その後、初競りが行われ、重さ約7kg・長さ約80cmのマダイが競り落とされました。
市場はせり人の威勢の良い掛け声により活気に包まれ、水揚げされた新鮮な魚や貝に次々と値がつけられ、出荷されていきました。
1月4日(月曜日)、長門市役所本庁舎で長門市消防団長辞令交付式を執り行いました。
今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で消防出初式が中止となったことから、本庁舎で行われたもので、令和2年12月31日をもって、村部博明長門市消防団長が退任となり、令和3年1月1日から新たに森孝彰副団長を団長に任命しました。
村部博明様につきましては50年という長い間、消防団活動に取り組んでいただき、大変ありがとうございました。森孝彰団長につきましてはこれから安全・安心なまちづくりのために、ともに努めていきましょう。