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8月27日(木曜日)、市役所本庁舎で日本航空株式会社との連携協定締結式を行いました。
長門市と日本航空株式会社様は、2017年から開催されているJAL向津具ダブルマラソンや元乃隅神社での共同観光PR、市内イベントへの参加などにより相互に関係を構築しています。今回は、長門市にある豊富な観光資源の活用を中心として、地域の活性化をさらに進めるために協定を締結いたしました。
協定書への署名を終え、「これまで日本航空株式会社様とは連携を深めてきた。これからはそれぞれが持つ物的・人的・知的資源を有効に活用することにより、地域全体を盛り上げていきたい。新型コロナウイルス感染症の拡大により、本市の主要産業である観光業は大きなダメージを受けている。これを回復させることが至上命題であり、お互いが持っているノウハウや知識を出し合い、難局を乗り越えていきたい」とあいさつしました。
今後次の5項目について、連携・協力していくこととしています。
1 「観光」振興に関すること
2 「文化・スポーツ」振興に関すること
3 未来を担う「人づくり」に関すること
4 「SDGs」に関すること
5 その他、長門市の活性化に関すること
8月26日(水曜日)、令和2年8月定例山口県市長会議がウェブ会議方式で行われ、市長室から参加しました。
会議では、さまざまな事業における国や県に対する財政支援の要望や林業における労働者派遣の規制の緩和などについて協議を行いました。承認された内容は、山口県市長会を通じて国や県に伝えていただきます。
長門市は、萩市と共同で「新型コロナウイルス感染症に対応した過疎地域における公共交通維持に係る支援について」を提案しました。
私は、「路線バスおよび乗り合いタクシーの運行維持のため、交通事業者に対して補助を行っています。今後、事業の見直しを検討していますが、過疎地域における公共交通の維持は、市の施策としてたいへん重要なものと考えていますので、公共交通事業者に対する支援を国や県に要望します。」と説明しました。
移動の自粛要請などにより、交通事業者は売上の減少が著しく、経営に大きく影響を及ぼしています。公共交通事業者に対する支援を強く要望するものです。
8月25日(火曜日)、市長と協働のまちづくりミーティングを通公民館で開催しました。
この日、地域づくり団体関係者や自治会関係者など10人が出席していただき、私が所信表明で述べた重点施策の一つである「市民目線のまちづくり」を進めるため様々な意見をいただきました。「通地区における課題について」をテーマに意見交換したところ、各団体の代表者からはデマンド交通の強化、災害の際の避難場所、通小学校の統廃合問題、通公民館の移転問題などの意見が挙げられました。
市としてもすべてが実現可能なわけではありませんが、いただいた貴重な意見を1つ1つしっかりと検討していき、今後活用していきます。次回は仙崎地区で9月30日に開催する予定です。
8月1日(土曜日)、青海島共和国に国立博物館がオープンし、開館イベントが行われました。
青海島共和国は、青海島小学校の廃校跡地を利用して平成20年に建国され、地域の拠点施設としてだけでなく、これまで都市部の学校の体験型修学旅行の受け入れなどを行って来られました。
コロナウイルス感染症の拡大による約3ヶ月間休館の間、ピンチをチャンスに変えたいと共和国の皆さんが青海島ならではの博物館をつくろうと準備を進めて来られました。少ない予算のなかで、共和国関係者のご尽力により9,000万年前の火山活動の様子を目の当たりにできる日本有数の場所であることを生かした、オンリーワンの博物館となっています。
国立博物館には、「マグマの博物館」「天然の海中水族館」「みすゞの詩 青海島八選」「くじら文化」の各コーナーに分かれて展示がされており、特別学芸員もいらっしゃいます。
見ごたえのある展示となっていますので、市内外からのお越しをお待ちしております。