本文
第41号の話題はラグビーワールドカップ2019日本大会に出場するカナダ代表チームのキャンプ受入についてです。
ラグビーワールドカップに9大会連続9回目の出場となるカナダ代表チームの選手・スタッフ約50人が、9月12日から22日までの11日間、投資にてキャンプを実施しました。
市内では昨年の11月にカナダ代表の出場が決定すると同時に、カナダにちなんだ新商品の開発やチームウェルカムボードが設置されるなどカナダ代表チームが本市に滞在することを大いに歓迎する動きが多く見られており、まさに待ちに待ったキャンプインという感じでした。
当市への到着日となった12日には、長距離の移動で疲れているにも関わらず、ギャレス・リースディレクターを含むチーム代表3人に長門市役所を訪問していただき、100人を超える市民で歓迎をすることができました。
チームは翌13日から、俵山スパスタジアムで練習を開始。3度の公開練習では、カナダ代表チームを一目見ようと市内外から約2,000人の観客が訪れ、チームの素早く、そして力強いプレーに私を含め観客全員が驚きました。公開練習後には、ファンは選手と一緒に写真撮影やサインをもらうなど交流を深めました。
また、オフには、屈指の観光スポットである元乃隅神社への観光を行ったほか、市内小学校の運動会にサプライズ登場し児童と綱引き、その他、稲刈り、そば打ち体験と俵山温泉入浴、座禅体験など様々な体験をしてもらい、多くの市民と交流を行いました。11日間で多くの市民と交流の機会を持ってくれたカナダ代表チームに心より感謝申し上げます。また、SNSで選手の浴衣姿が一躍話題になるなど、多くのメディアに取り上げられたほか、選手が自身のSNSで市内での体験を投稿するなど、長門市のおもてなしや文化を世界に発信することができました。
長門市を去る際には、主将のタイラーアードロン選手から、長門市のおもてなしや俵山スパスタジアムについて絶賛の言葉をいただき、今後もぜひ交流を続けていきたいということ言葉をいただき、俵山スパスタジアムは世界水準のラグビー拠点施設であることが確信できました。
そして、カナダ代表の初戦となった9月26日の対イタリア戦では長門市民90人が試合会場へ市民応援団として行っただけでなく、俵山公民館にも地域住民約50人が集結。私も俵山公民館で一緒にカナダ代表チームを応援しました。試合は惜しくも敗れてしまいましたが、最後まであきらめずに走り続ける選手の姿に心から感動しました。
今後も俵山スパスタジアムを生かし、国内外のチームがここでキャンプをするような取り組みを実施することで、地域の活性化に寄与し、市民に愛され、活用される施設であり続けるように取り組んでいきます。