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はじめに、11月20日に長門市在住者で初めてとなる新型コロナウイルスの感染者が確認されたものの、濃厚接触者の陽性者は確認されておらず、引き続き、感染予防対策の徹底をお願いすることと学校給食センターの調理業務を令和3年4月から民間事業者に委託することについて、行政報告をさせていただきました。
また、特別職報酬等審議会の答申や人事院勧告を受けた報酬や期末手当に関する条例改正について審議をお願いし、いずれも賛成多数で可決されました。
11月26日(木曜日)、渋木、真木地区における市長と協働のまちづくりミーティングをほたるの里(旧渋木児童館)で開催しました。
出席者からは、避難場所が遠いことやスクールバス運行に関する意見やオンデマンド交通、駐在所の存続、大畑体育館の改修による集会拠点施設の整備などの要望、風力発電や道路整備に対する質問など渋木、真木地区における課題に対してのさまざまな声が出されました。出された意見は市職員にフィードバックし、しっかり議論していくとともに、課題解決に向けて対応方法を検討していきます。
12月4日に初日を迎える12月定例会に伴い、記者会見により補正予算や議案について、概要をご説明させていただきました。
12月補正では、新型コロナウイルス感染症対策として、市内すべての小中学校の手洗いの自動水栓化や売り上げの減少により在庫が滞留している長州黒かしわの消費拡大を図る予算を計上しています。また、今年は山口県西部を中心にトビイロウンカの発生により甚大な被害を受けました。市内の水稲農家の皆様が置かれた状況を重く受け止め、生産意欲を失うことがないよう時期作の防除にかかる経費の補助事業についても計上しています。
なお、議案では、デジタル化に向けた取り組みを進めるための部課設置条例の一部を改正する条例などを提出しました。
シースター株式会社から市に対し災害用物資の寄贈の申し出があり、11月24日(火曜日)、贈呈式が行われました。
市役所を訪問したのはシースター株式会社の山藤清隆代表取締役ら4名。贈呈式では山藤清隆代表取締役から目録を受け取りました。近年100年に一度の経験したことのないような大雨などの災害が全国で発生しており、長門市においても、いつ災害が起きても不思議ではありません。避難所を開設したときには、いただいた災害用物資をしっかりと使用させていただきます。
11月22日、山陰道(木与防災、俵山・豊田道路)の起工式が萩市民館でありました。
長門市は、昨年9月に長年の悲願であった長門・俵山道路が開通したところですが、次はいよいよ俵山から下関市の豊田に向けて、槌音が響きます。
市民にとっては、まさに「いのちの道」であり、1日も早い完成が望まれます。全線の早期開通に向けて、引き続き、関係団体と協力しながら、国、県へ地元の声を届けて参ります。
長門市と美祢市を中心に駆け巡るサイクリングイベント「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台」が道の駅センザキッチンをスタート・ゴールに行われ、総勢266人が出走しました。
5回目の開催となる「ながとブルーオーシャンライド」は、秋吉台や大浜海岸、東後畑の棚田などを巡る全長約117kmのサイクリングコースが設定。参加者はスタート前に検温し、スタート時間を分けるなど密にならないように注意しながら開催されました。私がスタートの号砲を鳴らし、参加者は順次スタートしました。
11月22日(日曜日)、仙崎みすゞ通りの広場で通り町蚤の市が開催。
このイベントは、10月に設立された仙崎通り町協議会が主催する初のイベントで、漆喰塗りやテーブル・ベンチづくりのワークショップのほか、フリーマーケットや飲食ブースなどが設けられ、連休の中日とあって地元の人を中心に多くの人でにぎわいました。
私も立ち寄り、雰囲気を少しの時間ですが味わいました。仙崎通り町協議会では、今後メンバーをつのり、イベントの開催などを企画していきたいということです。
11月22日(日曜日)、ラポールゆやで「体験活動フォーラムin長門」を開催しました。
このイベントは22日と23日の2日間にわたって開催するもので、屋内では木育や体験活動に関する講演や分科会、屋外ではさまざまなアクティビティが楽しめる「体験パーク」やツリークライミングなどが体験できる里山エリア、ワークショップブースなどが登場しました。
初日のオープニングでは、主催を代表して「このイベントを機に、木育に親しんでいただき、今後も木育などの体験活動を広めていけたらと考えています。」とあいさつしました。
基調講演やシンポジウム・分科会でのお話をきくことによって、参加者は新しい発見や気づきがあったようでした。また、屋外の体験パークや里山エリアでは、子どもも大人もさまざまなアクティビティにチャレンジし、体験を楽しんでいました。
11月10日に開催しました長門市特別職報酬等審議会において、特別職の給料や市議会議員の報酬について諮問しておりましたが、ご審議をいただき、その結果を藤野忠次郎会長から答申していただきました。
答申の主な内容としては、特別職の給料および市議会議員の報酬については現行に据え置くことが適当とされています。
明治安田生命保険相互会社は、これまでも長門市「健幸」づくり実践企業に登録したり、「ながと健幸ライフスタイルフェア」に実行委員として参加するなど長門市に多大な協力をいただいています。協定の締結は、緊密な相互連携と協働による活動を推進し、地域ニーズに迅速かつ適切に対応し、生涯「健幸」で元気に暮らせるまちの実現を目的に行われました。
また、協定の締結に先立ち、明治安田生命保険相互会社から職員から集めた寄付金を贈呈していただきました。
お預かりした寄付金は、新型コロナウイルス感染症の要望対策や経済対策に活用させていただくこととし、今後、協定に基づき、「ながと版 新しい生活様式」や感染症にかかる人権擁護意識の普及・啓発を連携して取り組むことといたします。
11月17日(火曜日)、令和2年度長門市表彰式が開催。
これは、市政の発展や公益の増進について、顕著な功績があった人や団体を表彰するもので、今年度は自治・社会福祉・社会活動・教育・保健衛生の5種で個人10人・1団体を表彰。受賞者の皆さんには長年の間、さまざまな分野において自らが先頭に立ち、地域振興に携わっていただいたことに謝意を表します。今後も一層のご指導とご鞭撻をよろしくお願いいたします。
11月14日(土曜日)、俵山温泉一帯で第6回目となる ONSEN・ガストロノミーウォーキングが開催。
ONSEN・ガストロノミーウォーキングは、温泉地を起点に豊かな自然や景観地を歩いて巡りながら、その土地の食や酒、歴史や風土を体験するイベントで、様々な層が楽しめることから全国的な広がりを見せています。俵山地区では約8km のコースが設定され、密を避けるためにグループを7つに分け、スタート前には検温と消毒を実施するなど感染症対策を実行したうえで開催されたこの日、九州地方や県内などから約120人が参加していました。
私も11時前に熊野神社横をスタートし、俵山温泉街を見学しながら、上政地区に用意された「農家縁側カフェ」で地元の食を堪能。田園風景を眺めながら山道を歩き、「キリハゲ山絶景ポイント」に到着すると、俵山を一望できる絶景がそこには広がっていました。その後も、竹林や五段の滝の紅葉、ジビエ料理などを通して俵山の魅力を再確認することができました。この魅力をより一層多くの人に伝えていきたいと思います。
ONSENガストロノミーツーリズム推進機構の小川正夫理事長をはじめとする役員が市長室を訪問され、ONSEN騎士団のONSENグランクロワの認定書とメダルをいただきました。
ONSEN騎士団は、ガストロノミーツーリズムの応援団の名称で、温泉めぐりやガストロノミーウォーキングの参加など温泉地の魅力発信の活動を通じて、5段階ある階層の上位を目指すもので、グランクロワは5段階の最上位となる称号です。
長門市では俵山においてこれまでに5回ガストロノミーウォーキングが開催されており、毎回俵山の人たちが協力され、工夫をこらした食や酒を準備されるため、参加者からたいへん好評を得ているところです。なかでもジビエ肉を提供することは珍しくすばらしいこととのお褒めのことばをいただきました。
明日行われる第6回ONSENガストロノミーウォーキングin長門・俵山温泉は、歩いて俵山の名所を「めぐり」、地元の自然を活かした食を「たべる」、そして歩いた後は温泉にゆっくり「つかる」ことで、一日楽しむことができるイベントとなっており、わたくしも参加する予定としております。
11月12日(木曜日)、高齢者交通事故防止に向けた会長(知事)メッセージ伝達式が市役所で開催。
山口県では高齢化が全国に比べて10年早いペースで進み、今後も一段と高齢者の割合が高まる状況の中で高齢者が関与する交通事故の多発が懸念されることから、交通安全山口県対策協議会では「高齢者の交通事故防止県民運動」を11月9日(月)~15日(日)と令和3年3月9日(火)~15日(月)のあいだ実施しています。この一環として、長門市交通安全母の会の協力により「高齢者交通事故防止に向けた会長メッセージ」の伝達が長門市役所で行われました。
式では、長門市交通安全母の会の大嶋禮子会長が「高齢者交通事故防止に向けた会長メッセージ」を読み上げられ、そのあとメッセージを受け取りました。今年は長門市内の交通死亡事故は発生していませんが、今後も関係各所と連携を取って交通安全の推進に取り組んでいきたいと思います。
11月4・12日、令和2年秋の叙勲受賞にかかる市長報告。
令和2年秋の叙勲では、長門市から4名の方が受賞しました。これは、受賞者みなさんの各方面での活躍が認められたものであり、また、日ごろから市政への協力もいただいていることに感謝申し上げます。今後も引き続きのご活躍と市政へのご協力をお願いいたします。
・叙勲(敬称略)
【旭日中綬章】 大西倉雄(元長門市長・山口県議会議員・日置町議会議員)
【瑞宝単光章】 岡崎晁子(元民生児童委員)
【瑞宝単光章】 林 英昭(元長門市消防団副団長)
・危険業務従事者叙勲(敬称略)
【瑞宝双光章】 財満俊夫(元長門市消防本部消防長)
11月10日(火)、山口県選出国会議員11名、国土交通省 吉岡道路局長ほかの皆様に山陰道長門・下関建設促進期成同盟会による要望活動を行いました。
昨年9月には本市の悲願であった長門・俵山道路は開通しましたが、現在事業中である俵山・豊田道路の早期完成をはじめ、三隅~長門間及び豊田~下関間の早期事業化への支援について要望しました。
また、同日に開催された「安全・安心の道づくりを求める全国大会」に出席しました。山陰道のミッシングリンクが解消され、災害に強いネットワークの構築や橋梁等の老朽化対策が計画的かつ着実に実現されるよう引き続き全力を尽くしてまいります。
11月5日(木)、6日(金)の両日、全国の信用金庫が実施するビジネスフェア、「2020よい仕事おこしフェア」が羽田イノベーションシティで開催され、長門市の魅力を全国に発信すべく、出店いたしました。今年のスローガンは、「コロナ時代に負けない!日本を明るく元気に!」です。
6日は、私が、会場ステージで長門市の観光スポットなど紹介しました。長門市は、新しい生活様式に基づいて、事業者、市民、行政が一体となって感染防止対策をしっかり実施していますので、安心してお越しいただきたいです。
11月5日(木曜日)、カヌー競技・スラロームオリンピック選手の足立和也選手が市役所を訪問しました。
足立選手は2019年10月に開催されたNHK杯兼日本代表選手権大会で4位を獲得し、オリンピック出場権を獲得。10月1日からはヤマネ鉄工建設株式会社所属となったことから、山根正寛代表取締役らとともに市役所を訪れました。選手は「オリンピックが1年間延期となりましたが、この期間を前向きにとらえて、少しでも発展できるように日々トレーニングを行っています。オリンピックでメダルを獲得することが私の夢で、長門の人には私と一緒に夢を見てもらいたいです」と意気込みを語ってくれました。長門市の企業に所属している選手がオリンピックに出ることは大変楽しみなことであり、市民あげてしっかりと応援していきます。
11月5日(木曜日)、令和2年度 益田市・萩市・浜田市・長門市4市長会議が行われ、引き受け市の市長として出席しました。
本会議は、住民に最も身近な基礎自治体である各市の市長が県境を越え連携を深め、住民生活の利便性向上や観光振興などにつなげることを目的としており、長門市は平成21年度から参加しています。今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、市長室からオンライン形式での参加となりました。
今年度は、観光振興及び関係人口の創出・企業誘致の2つを議題とし、4市の共通課題である観光政策を進めるにあたり、4市が協議会を立ち上げて事務局を設置するなど連携の強化により情報発信を強めていくことについて、検討を進めることとしました。
また、関係人口の創出について本市は、光ファイバー網整備を進め、サテライトオフィスなど企業に来てもらいやすい環境の整備やワーケーション、アウトドアツーリズム、着地型観光などを推進していくこととしていますが、近隣の自治体が力を合わせることで、より強い情報発信ができるようになることから、ますます連携の重要性を感じたところです。
11月4日(水曜日)、長門おもちゃ美術館がオレンジ色にライトアップ。
これは11月の児童虐待防止推進月間にあわせ、子ども虐待防止のシンボルマークである「オレンジリボン」の啓発・普及を目的に長門おもちゃ美術館をオレンジ色にライトアップするもので、児童虐待問題に対する関心と理解を深める取組として実施されるものです。式では、出席者がオレンジリボンメッセージカードに児童虐待防止に向けた願いを記入し、児童虐待のない社会になるよう祈った後、長門おもちゃ美術館の木組みの外壁がオレンジ色にライトアップしました。
全国的に児童虐待の件数が増えており、極めて深刻な状況となっており、市内でも支援が必要な家庭もあります。市では、今後も関係団体と力を合わせて、子どもたちが安心して健やかに成長できる社会をつくっていきたい。
11月2日(月曜日)、安倍晋三 前内閣総理大臣夫妻が長門市役所を訪問されました。
安倍前総理は、昨年の8月以来の長門市へのお帰りとなり、市役所のエントランスホールで、職員ら約150名といっしょにお出迎えを行いました。。
市長応接室に移動後、長門市政について会談を行い、新型コロナウイルス感染症対策や光ファイバー網整備事業、アウトドアツーリズム、山陰自動車道の整備、地域公共交通、長門市駅周辺の振興政策などについてお話をさせていただきました。光ファイバー網の整備については、テレワークや遠隔授業もつながることから、早急に進めていく必要があります。
安倍前総理からは「どれも必要な施策であるため、しっかりと進めてください。」とお話をいただきました。新型コロナウイルス感染症の影響で東京への出張ができずに、お話をする機会がなかなかありませんでしたが、このように意見を交わすことができ、貴重な時間であったと思います。