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このたび、長門市ホームページのリニューアルに伴い、定期的にコラムを掲載させていただくこととしましたので、市民の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
卒業シーズンも終わり4月、新入生・新社会人や異動と新しい生活をスタートする季節となりました。
長門市役所でも、4月1日幹部職員や新規採用職員等に対して辞令交付を行いました。
私はいつも職員に「市役所とは市民の役に立つ所である」と言っています。職員を評価するのは、私ではなく上司でもなく市民です。市民の皆さんから給料をいただいて仕事をしているわけですから、いかに市民のニーズに応え、スピード感を持って仕事をこなしていくかが重要です。
そういったことから、現場に赴き市民の声を聞きながら市民目線に立った、職務の遂行や政策の立案をしていただきたいと思っています。
職員一人一人の能力は限られています。コミュニケーションや議論の中で個人の能力を最大限に発揮できる組織づくりと組織内の共通認識がチーム力を強くします。その一方で、チーム力を高めるためには個人の能力を高めることでもあります。それぞれの職員が主体的に考え、行動し、自己研鑽を積んで欲しいと思います。
今年度の新規採用職員は、一般職11名・消防職2名が新戦力として加わりました。昨年から引き続き社会人枠での採用も行っており、民間での経験が市役所に新風を吹き込んでくれるものと信じています。
初めての職場で戸惑うこともあろうかと思いますが、若い人たちの働く場の確保や子育て世代に選ばれるまちづくりなどながと成長戦略行動計画の大きな一翼を担い、この危機的状況を突破できる人材になってほしいと期待しています。