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市長コラム 第33号

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2019年1月18日更新

 第33号のコラムは、≪長門市消防出初式≫と≪3市(長門市・下関市・美祢市)合同防災図上訓練≫についてです。

 今年は亥年です。亥年には阪神・淡路大震災など大きな自然災害が起きています。幸いにして本市においては、近年、大きな地震や風水害は起きてはいませんが、災害は、いつ、 どこで起きるか分かりません。市民の生命・財産を守ることは最も重要なことです。

 1月6日(日曜日)ルネッサながとにおいて、長門市消防出初式を挙行しました。

大西市長 観閲行進

 本市では、1,000人を超える消防団員を擁しております。これは、住民ひとり当たりの団員数としては、県下でもトップクラスの配備となっていますが、近年、団員の確保が難しくなってきています。「自らの地域は自ら守る」という消防精神のもと、消防団への入団をお待ちしております。

出初式 一斉放水

 また、消防団活動は、火災や災害時の対応だけではなく、行方不明者の捜索をはじめ、大雨や土砂災害時など緊急時の避難誘導なども求められています。このような活動は地域に住んでいる人でなければできません。自治会、婦人会、婦人防火クラブ、老人防火クラブなどと一体となった取り組みで地域の安全を守ることが重要と考えます。

 

 続いて、1月17日(火曜日)ルネッサながと・アリーナにおいて、陸上自衛隊をはじめ、仙崎海上保安部、長門警察署、県の出先機関等の防災関係機関からの参加をいただき、3市(長門市・下関市・美祢市)合同防災図上訓練を実施しました。
近年は日本の各地で大規模な災害が発生しています。また、24年前の1月17日は、阪神・淡路大震災が発生した日でもあります。

 今回の訓練は、西日本に前線が停滞し、この前線に暖かく非常に湿った空気が流れ込んだ影響で、これまでに経験したことのない降雨が山口県北西部にかかり、土砂災害や浸水害が発生したという想定のもと訓練に臨みました。

大西市長 図上防災訓練

 訓練では、時間の経過とともに、様々な被害状況がカードで各対策部に示されます。各対策部では、示された被害状況を地図に書き込むなどして状況を分析、どういった対応が必要か検討し、人員不足等により支援が必要な場合には即座に他部署へ応援要請を行うなど、机上といえども実態に即した活動方針を決定していきます。また訓練冒頭には、衛星回線を使っての下関市からの応援要請を受け、「災害時相互応援協定」に基づく応援協力体制の確認も行いました。

応援要請 防災会議

 今や、いつどこで大規模災害が起きてもおかしくありません。訓練以上のことはできないとの考えから、災害の発生を想定し、そのときにどのような対応が必要なのかを常に考え、その対策を整えておくことは、私たち防災関係機関の重要な使命であります。いざ災害が発生すれば、私たちのもとには多様な情報が入ってきます。入手した情報を冷静に分析し的確な対応をとっていくためには、このような訓練の積み重ねが重要となります。訓練終了後の全参加機関による検証会では、各防災関係機関の連携と情報の共有、また活動現場での役割分担の必要性など多くのご意見を頂きました。

 災害が発生したとき、防災関係機関の連携はもちろんですが、地域の皆様、特に自主防災組織と速やかに連携がとれるよう体制を整えておくことが重要です。さらに、本市では交流人口の拡大に力を入れていることから、観光客や宿泊客の方への連絡体制も整えていきたいと考えています。

 災害は起こらないことが一番ですが、こうした訓練を通して、私をはじめ職員一丸となり、防災力のさらなる向上に努めてまいりたいと思います。