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平成30年中の長門市の観光客動態調査の結果がまとまり、3月8日(金曜日)、その概要が発表されました。
長門市の平成30年中(1月~12月)の観光客数は2,538,014人と、前年対比118.2%、390,015人の増加となり、過去最高となりました。宿泊者数は487,869人で、前年対比93.7%、33,026人の減少となっています。
主な増加要因については、昨年4月にグランドオープンした道の駅「センザキッチン」の観光客数が、899,958人となったことが、日帰り観光客数を大きく伸ばした要因として挙げられます。また、アメリカのCNN「日本の最も美しい場所31選」に選ばれたことをきっかけに国内外から多くの観光客が訪れる元乃隅神社は、集計方法が変更になったこともあり、911,771人となりました。昨年4月には駐車場の拡張や水洗トイレを完備した特産品販売施設を整備したこともあり、引き続き好調を維持しています。
宿泊者数については、昨年7月の豪雨災害の影響やJRデスティネーションキャンペーンの反動、山口ゆめ花博の影響などにより、487,869人で対前年比93.7%となりました。
観光客動態調査の結果を受け、大西市長は「過去最高の250万人を超える多くのお客様にお越しいただいた。道の駅「センザキッチン」がオープン以来予想を超えるお客様にご来場いただき、元乃隅神社も相変わらず好調を維持しています。一方で、豪雨災害の影響はあったとはいえ、外国人観光客を含めた宿泊客数は減少しており、地域経済の再生に向けてはまだ道半ばとなっています。来年度はいよいよ長門湯本温泉観光まちづくり事業の面的整備が完了し、人気温泉地ランキングトップ10を目指してのスタートラインに立ちます。本誌を訪れていただけるお客様が満足いただけるよう、さらなる魅力向上を図り、地域経済の活性化に努めていきます」とコメントしました。