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7月3日(土曜日)、長門市立図書館周辺において、「むしむし探検隊inながと」が開催されました。
このイベントは、昆虫を通して、身近な森の楽しみ方を身につけることを目的に、年中以上の児童とその保護者を対象にNPO法人 人と木の主催により行われました。
参加者は、図書館周辺をウォークラリー形式でまわり、やまぐち昆虫楽会の角田正明会長が昆虫や植物について、わかりやすく説明しました。
あいにくカブト虫を見つけることはできませんでしたが、タラヨウという植物は先端のとがったもので葉の裏を傷つけると、まるでボールペンで書いたかのように線が浮き出ることから葉書の語源となっていることやクリの木にクリタマバチの巣がつくとやがてクリの実がならなくなってしまうことなどの角田会長の説明に参加者は耳を傾けていました。
最後に参加者へカブト虫のつがいがプレゼントされました。
参加した幼稚園児は「虫や木の話がたくさんあって楽しかった。カブト虫は楽しくお世話したい」と話しました。
園児の保護者は「図書館周辺はよく散歩するが、木ごとに違う虫がいることなどは知らなかった。今度から散歩のときに気にしながら歩くとより楽しくなりそうです」と話してくれました。
このイベントは、新型コロナウイルス感染症対策のため、人数を制限した上で3回に分けて行われました。