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難関の1級海技士(機関)筆記試験に合格 大津緑洋高校水産校舎・大林遥己さん

ページID:0070699 更新日:2026年9月28日更新 印刷ページ表示
大林遥己さん

大林遥己さん
恋塚教諭(右)とエンジンの動作確認を行う大林さん
 
今後の展望を語る大林さん

 大津緑洋高校水産校舎・専攻科機関科2年の大林遥己さんがこのほど、1級海技士(機関)の筆記試験に合格しました。来年4月からは国内有数の造船メーカー傘下の海運会社への就職も決まっており、資格取得に必要な所定の実務経験を積んだ後、口述試験を突破して、長門から世界へ羽ばたく機関士を目指します。
 長門市出身の大林さんは、剣道に打ち込む傍ら、水産関係の仕事について見聞きしたことをきっかけに、大津緑洋高校水産校舎へ進学しました。実習船「海友丸」の体験乗船でエンジンルームを見学した際、「大きな衝撃を受けた」ことから海洋技術科機関コースを選択。水産校舎で勉強を進める中で、自分の知らない世界が広がっていることを知り、「いろいろな世界を見てみたい」と思うようになり、1級海技士を目指すようになりました。
 1級海技士(機関)は、国内外のすべての船舶に乗船できるという資格です。筆記試験の合格率は21%(令和6年度)という難関で、水産校舎でこれまでに同資格を取得したのは2人だけです。
大林さんは今年4月から7月の試験まで、限られた時間の中でこつこつと勉強を続けました。試験後は「少し自信はなかった」と振り返りますが、合格を知ったときには「大きな目標だったので、やり切ったという思いでうれしかったです」と笑顔を見せました。
 指導に携わった恋塚信一教諭は「目標を決めたら、必ず自分で考えてやり切る力がすごいです。合格と取り組む姿勢が、後輩たちにも良い影響を与えています」と評価します。
 大林さんは今後について、「いろんな国に行って、いろんな経験をして、何でもできるような機関士になりたいです」と意気込みを語りました。