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11月11日(火曜日)、秋季全国火災予防運動の一環として、山村別館において消防訓練が行われました。訓練では、同施設の4階客室からリチウムイオンバッテリーの発火を原因とした火災が発生したとの想定のもと、施設職員や消防隊員など約30人が参加し行われました。
訓練では、施設職員による初期消火、通報連絡、消防隊員による要支援者の対応、客室に取り残されたお客様の救出などが行われました。また、誘導要領の検証や消防隊による消火活動が実施され、現場での相互連携の強化が図られました。
最後に、長門市消防本部予防課の田村課長から「近年、電気製品やリチウムイオンバッテリーが原因の火災が増加しています。火災はゼロにできませんが、対応力が求められます。火と煙の特性を理解し、消防設備を適切に使うことが重要です。火災発生時、正しい知識と判断力で迅速に対応し大切なお客さまの命を守れるように日頃から備えていただきたい」と講評がありました。
山村別館の門田総括部長は「訓練を通じて防災意識の向上と初動対策を図ることができました。今後はこれまで以上に従業員一人ひとりが防災意識を高く持ち、お客さまが安心して宿泊いただけるようなホテルづくりを行っていきたい」と訓練を振り返りました。
秋季全国火災予防運動は、火災が発生しやすい時季における火災予防思想の普及を目的として、毎年11月9日から11月15日までの期間に実施されています。