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~すてる油で空を飛ぼう~家庭からの廃食油回収を開始

ページID:0063775 更新日:2025年10月16日更新 印刷ページ表示
設置された回収ボックスと回収ボトル

設置された回収ボックスと回収ボトル
「すてる油で空を飛ぼう」説明資料
プロジェクトについてお客さんに説明する様子

10月16日(木曜日)、日本航空株式会社が、市内の丸久グループ3店舗において、家庭から出る廃食油の回収ボックスを設置し、回収を開始しました。

日本航空株式会社では、CO₂排出量実質ゼロ(ネット・ゼロエミッション)を目指し、航空機の脱炭素化を推進。その一環として、家庭から出る廃食油を原料としたSAF(持続可能な航空燃料)の製造につなげるプロジェクト「すてる油で空を飛ぼう」を全国で展開しています。

この日は、サンマート三隅店・サンマート人丸店・アルク長門店の3店舗に回収ボックスが設置され、先着100人にオリジナルの廃食油回収ボトルが配布されました。今後、廃食油回収を利用するためには、プロジェクトへの参加意思表示と回収ボトルの購入(220円/店頭支払い)が必要となります。
利用者は、家庭で使い終えた油を回収ボトルに入れ、店舗に設置された回収ボックスへ注ぐだけ。回収された油は、専門業者によってSAF製造プラントへ運ばれ、航空燃料として再利用されます。

日本航空株式会社山口支店の河端支店長は、「山口宇部空港発羽田行きの便にもSAFを搭載できるよう、地域の皆さまのご協力をお願いしたい」と話しました。

同社では、今年度中に県内全市への設置拡大を目指して取り組みを進めていく予定です。