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8月23日(土曜日)、三隅地区の報恩寺で第17回平和の鐘を鳴らそうin長門が開催されました。
このイベントは、長門ユネスコ協会が主催で、世界平和への祈りと願いを込めてお寺の鐘を鳴らすことで、平和を願う心を共鳴させ、地域や社会に向けて平和の文化を配信することを目的としています。
長門ユネスコ協会では、2004年から「平和の鐘を鳴らそうin長門」と称し、市内各地のお寺を会場に、ユネスコ会員や地域の方々と鐘をつき国際平和を祈っています。
開会にあたり、長門ユネスコ協会の村田勇吉会長、報恩寺の金子宏道住職、長門市教育委員会の伊藤充哉教育長からそれぞれ挨拶があり、参加者全員で黙祷を捧げました。
続いて行われた「わたしの平和宣言」では、国連ユネスコが提唱する〈MANIFESTO 2000〉の朗誦のあと、三隅中学校3年の中川良輔さんが、自らの思いを込めた平和宣言を発表しました。
中川さんは、「戦争の種は憎しみです。平和の種は愛です。愛、思いやりなどについて考え、それを実行してみてください。みんなで思いやり、助け合いを広めていくことをがんばりましょう」と、参加者にメッセージを届けました。
また、平和を願うミニコンサートが行われた後、最後には参加者全員が一人ずつ鐘を鳴らし、それぞれの平和への願いを音に託しました。