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8月18日から始まる「長門ゆずきち」の出荷を前に、8月12日(火曜日)、品質のそろった青果を出荷するための目合わせ会が、JA山口県俵山支所で開催されました。
目合わせ会では、現物を見ながら光沢や色むら、外傷の有無などを確認し、「秀」・「優」・「その他」の3段階に分類。さらに、サイズ別の出荷方法などについても確認しました。
今年は多く収穫できる「表年」にあたりますが、昨年の猛暑や厳寒の影響で出荷量は減少する見込みで、今年の出荷目標は昨年の出荷33トンより下回る25トンに設定。青果の出荷は昨年より増えるものの、10月末から出荷される加工用は減少すると予想されています。
青果は10月10日(金曜日)まで出荷され、その後は「ゆずきちサワー」や「ゆずきちサイダー」などの加工用として出荷されます。
目合わせ会を終え、長門ゆずきちの会・杉本健二会長は「『長門ゆずきち』はまろやかな酸味と爽やかな果汁が特長。果汁が豊富で、スダチやカボスよりも早く出荷できるため、皆さんの食卓にいち早く届けられます。から揚げやサンマ、焼酎などに使って味覚を楽しんでいただきたい」と話しました。