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7月18日(金曜日)、日韓学生相互理解交流事業「慶南青年カレッジ2025」に参加する学生らが市役所を訪問しました。
この日、学生らはくじら資料館を訪れた後、長門市役所を訪問。7月20日(日曜日)に開催される通くじら祭りにおいて「和船競漕」および「古式捕鯨」に参加することとなっており、大谷副市長から捕鯨文化や青海島、仙崎などについて地図を使って説明がありました。
韓国の学生を代表して、釜山大学日本語学科のコ・スリムさんが「今回、通くじら祭りに参加します。和船競争や古式捕鯨などの伝統文化に触れる貴重な体験になると思います。また、日本の学生と環境問題について学ぶため湊でテトラポットの清掃を実施することにしています。日本の学生が企画してくれたさまざまなプログラムを実施し、学生同士の友情と事業をしっかり考えることを今回の一番の目的としています。帰国後は、日本学生を迎えるため、未来志向における日韓相互の交流の礎となるよう参加者全員で努力したいと考えています」と話しました。
学生らは、「通くじら祭りでは、初めて和船競争に参加するので楽しみ」「祭りでは、韓国のラーメンやお菓子などを販売する予定です。韓国の文化についてみんなに広めたい」と話していました。
最後に韓国の学生から副市長へお土産が手渡されました。
慶南青年カレッジ実行委員会は、日韓学生などの交流を通じて、相互理解を深めることを目的に活動しており、2010年から日韓海峡海外漂着ごみ一斉清掃や通くじら祭りにも参加するなど、市内での活動を長年続けています。