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7月14日(月曜日)、長門市市民活動支援センターにて、株式会社SD-WORLD、株式会社Community Consulting Japanと、一般社団法人長門青年会議所による「地域共創パートナーシップ連携協定」の締結式が行われました。
本協定は、ツアー商品の販売やプロモーション、移住促進、事業支援、企業誘致など、地域の持続可能な発展に向けた多様な取組を三者の連携により進めていくものです。青年会議所と民間企業がこうした協定を結ぶのは、全国でも初の事例となります。
長門青年会議所では、2023年に俵山を舞台にした短編映画「TAWARAYAMA」を製作し、2024年には「ながとインバウンド戦略会議」を立ち上げ、市内在住の外国人向けにモニターツアーを実施。今年4月には日本青年会議所との連携によってツアー内容のブラッシュアップを図り、6月には実際に県内の外国人の家族を受け入れました。
締結式ではこれまでの取組の紹介や協定書への署名が行われた後、代表者がそれぞれあいさつ。長門青年会議所の松本理事長は「今日を契機に多角的な地域活性化につなげ、俵山地域に新たな価値を育んでいきたい」、SD-WORLDの藤永代表は「俵山温泉では連泊されるお客様にアクティビティをという思いがある。得意分野を生かして連携することで魅力ある取組ができるのでは」、Community Consulting Japanの吉武代表は「2020年に移住してシェアハウスから活動を始めた。これからは子育てがしやすい、子どもたちが元気に育つような地域を目指していきたい」と話しました。
また、この日は立会人として、公益社団法人日本青年会議所中国地区山口ブロック協議会の橋口平会長、特定非営利活動法人あすなろながとの福永篤史理事長にもご出席いただき、地域に対する熱い思いが共有される場となりました。