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7月11日(金曜日)、菱海中学校3年生による授業「海辺の教室」が、ゆやアウトドアクラブの協力のもと、伊上海浜公園オートキャンプ場で開催されました。この授業は、海水浴シーズンを前に、海で遊ぶ機会が増えることを踏まえ、生徒たちに海への理解を深めてもらうことを目的に実施されたものです。
はじめに、仙崎海上保安部の職員から講話があり、海で遊ぶ際には「管理された海水浴場で泳ぐこと」の重要性や、離岸流(岸から沖へ向かう強い流れ)の危険性、万が一遭遇した場合の対処法などを学びました。
その後、ライフジャケットの特徴(浮く・温かい・衝撃に強い・目立つ)やシーカヤックの基本的な操作方法について説明を受け、実際に海辺へ移動。生徒たちはシーカヤックやSUPなどのマリンスポーツを体験しながら、海の楽しさを実感しました。
また、服を着たまま泳ぐ「着衣泳」の難しさや、ライフジャケット着用時の浮遊体験を通じて、万が一の事故に備える知識を身につけました。さらに、ライフジャケットがない場合でも、ペットボトルを使えば浮く助けになることなど、命を守るための工夫についても学びました。