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7 月3日(木曜日)、第1回香月泰男映画制作実行委員会が開催されました。
実行委員会では、映画の概要説明をはじめ、規約の承認、委員の紹介、収支予算や今後の資金調達の方針などについて協議が行われました。
本作品は、童謡詩人・金子みすゞを描いた映画「みすゞ」や、幕末の若者たちを取り上げた「長州ファイブ」などを手がけた五十嵐匠監督がメガホンを取ります。
五十嵐監督はあいさつの中で、「香月泰男さんについては、金子みすゞの映画を撮っていた頃から知っていた。香月さんは、一人でシベリアに抑留されていたが、家族との絆があり、映画では、その“家族の愛”をドラマとして描きたい。市民の皆さんの協力を得て、100年後も残るような作品にしたい」と思いを述べました。
実行委員会終了後には、五十嵐監督が香月泰男美術館を訪問し、名誉館長である香月理樹さんとともに館内を見学。作品を前に、父・香月泰男氏の思い出に耳を傾けながら、構想をさらに深める時間となりました。