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6月29日(日曜日)、ラポールゆやで「健幸で生きがいを持ち活動的に暮らし続ける地域づくり」と題した市民公開講座が開催されました。
講演に先立ち、市が今年度から本格実施している「ながといきいき健幸支援事業」の実績について、この事業に関わっている長門総合病院 木下大介作業療法士が、実際の利用者の声のビデオを使った報告を行いました。
続いて(一財)医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構の中村一朗副部長が講演し、「高齢になっても地域で健幸に、生きがいを持って暮らし続けるためには、自分らしく生活していくことが必要である」と話しました。
また、「してあげる」サービスだけでなく、高齢者自身の「できること・したいこと」が続けられるような地域にしていくことが重要であり、自分らしい生活のためには選択できるような地域のさまざまな既存の施設、グループ、店舗、施設など、地域にあるもので支援していく仕組みづくり、地域づくりが大切であると話し、来場した約170人の市民は熱心に聞き入っていました。
会場入口には、ながといきいき健幸支援事業を修了し、フレイル状態から元の生活を取り戻した高齢者による作品や感想などが展示され、来場者がその回復ぶりに驚いていました。
なお、この日の講演の様子は、後日ほっちゃテレビで放送される予定です。