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5月28日(水曜日)、向陽小学校で「人権の花」運動が開催され、全校児童36人と教職員、人権擁護委員、法務局関係者が参加し、人権の花の苗植えを行いました。この運動は、花を協力しながら育てることを通して、変化や成長を喜び、命を次につなぐことの大切さを学び、豊かな心を育むことを目的としています。
はじめの会では、松本清和校長から「人権は、人を思いやることです。人権と花を植えることがどう関係あるのか、今日来ていただいた方のお話をしっかり聞いて、思いを考えながら苗を植えてほしい」とあいさつがありました。
次に、法務局萩支局の吉屋仁志支局長から花壇に設置する看板が贈呈され、児童を代表して6年の小川航太さんが受け取りました。
その後、高学年の児童が低学年の児童に声をかけながら、協力してプランターと花壇にマリーゴールドの苗を植えました。
おわりの会では、6年の坂倉想さんが「僕は今日、人間だけでなく生き物の命を大切にすること、そして仲間と協力することの大切さを改めて学びました」と感想を述べました。続いて、人権擁護委員の原田真由美さんから「坂倉さんの優しい言葉を聞いて感動しました。花にも皆さんにも命があります。命は周りの人の思いやりなど支えられて育っていくものです。これからも、花の命を大切にしながら水やりなど協力してお世話をしてください」と話がありました。
最後には、人KENまもる君と児童らで記念撮影を行いました。
「人権の花」運動では、毎年市内の小学校2校を訪れており、6月17日(火曜日)には向津具小学校で人権の花の苗植えを行う予定です。