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5月27日(火曜日)、油谷小学校で「租税教室」が行われ、油谷小学校と向津具小学校の6年生14人が合同で授業を受けました。
この教室は、長門税務署が市内の小学校を対象に税の意義や役割をより深く理解してもらおうと毎年開催しているもので、自主的に学べるようにと3年前からグループディスカッション形式で開催されています。
この日、講師を務めたのは長門税務署の津田卓さん。児童たちは「朝起きてから家に帰るまでの間に、どんな場面で税金が使われているか」について話し合いながら、道路や学校、消防など、身の回りのさまざまな場所で税金が使われていることを、具体的な例を交えて学びました。
また、税金の使い道が決定する仕組みや、税金がみんなで社会を支えるための「会費」のようなものであることも説明されました。さらに、1億円のレプリカが紹介。児童らは興味深々に1億円を手に取り重さを感じていました。
後半は、模擬選挙体験として「ごみの有料化」をテーマにした政党演説をもとに、投票を実施。児童らは、実際の投票箱を使って、一人ひとりが真剣に考えながら投票しました。結果は、有料化に反対のB党が当選。
児童からは「思っていた以上に税金が身近で使われていることを知りびっくりした」「納税の大切さも学んだので、大人になったら、しっかり納税したい」「今日実際に投票の体験をしてみて、投票に行くのが楽しみになった」などの声が聞かれました。