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5月19日(月曜日)、渋木地区市ノ尾周辺の山林で令和7年度山岳救助合同訓練が行われました。
これは、山岳救助事故発生時における初動対応要領の確認を行い、長門市消防本部と林業関係者の連携強化と救出救助活動の知識・技術の共有を図ることを目的として開催されました。
この日の訓練には、長門消防本部や林業関係者が約30人参加し、伐倒作業中の作業員2名が負傷したと想定して行われました。
救助訓練を指揮した長門中央署の末永剛副署長は「山の傾斜で足場が悪いため、安全管理には細心の注意を払っている。山中での救助は、場所の特定が難しいので林業関係者と意思疎通を図っていきたい」と話しました。
訓練の後には、林業関係者と消防隊員による教養会が行われ、チェンソーの取り扱い方についての講習やけがをしたときなどの応急処置についての説明があり、知識や技術の共有を行いました。