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5月11日(日曜日)、長門高校前の青果市場にで「第8回ながとSDGsマルシェ」が開催されました。
このマルシェは、新型コロナウイルスの影響で減少した地域内の交流を取り戻すことを目的に、深川地区社会福祉協議会が中心となる「未来デザインプロジェクト」の主催で始まったもので、今年で8回目の開催となりました。毎年、地域課題をもとにテーマを設定し、市や消防、警察、市社会福祉協議会、企業など、地域のさまざまな団体が協力しています。産官学が連携した地域イベントとして住民同士の交流と学びを育む場となっており、今年も、市内の中学生がボランティアとして各ブースの運営に参加し、イベントを盛り上げました。
今年のテーマは「防災」と「資源活用」。
防災体験や、避難所の設営体験、リサイクル布を活用したバッグの販売、バザーコーナーなど防災やSDGsに関するブースが数多く並びました。また、市内の農家から提供された“訳あり旬野菜”の販売は、毎年大人気で、今年も長蛇の行列ができていました。7カ所のブースをすべてを回り、スタンプを集めると「お米1合」がもらえるスタンプラリーも実施され、家族連れなど多くの人で賑わっていました。
主催者である深川地区社会福祉協議会の上田さんは「ながとSDGsマルシェは、1日限りのイベントだけではなく、年間を通して地域課題の解決に取り組む場所として開催しています。年々、来場者も増え大変嬉しい。このイベントを通じて地域が元気になり、みんなで地域の課題を考えるきっかけとなれば」と話していました。