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5月9日(金曜日)、行政協力相談委員を4期8年にわたり務めた山根浩美(やまねひろみ)さんへ、総務大臣からの感謝状が山口行政監視行政相談センターの大庭所長から手渡されました。
行政相談委員は、2年の任期で、行政相談委員法により総務大臣から委嘱され、国の業務に関する苦情の相談に応じ、相談者に必要な助言をしたり、行政評価局(事務所)や関係行政機関等に苦情を通知するなどの役割を担っています。
このたび退任した山根さんは、長門地区の行政相談委員として、毎月の定例相談や出前教室などを行い相談者への助言など対応されてきました。任期中の8年間で142件の相談に対応し、地域に根差した行政の橋渡し役として活躍されました。また、相談対応のほかにも、子どもたちに行政の役割や行政相談の仕組み、改善事例など知ってもらうことで、行政に興味を持ち、積極的に関わってほしいと、市内の小学校で出前教室なども実施してきました。出前教室では、「切られた木が公園に放置されたままになっている」や「道路の白線が消えている」など、子ども目線での相談もあり、実際に改善された事例もありました。
8年間を振り返り山根さんは「相談委員として、行政がみんなの身近なものになればとこれまで活動してきました。生活で困っていることがことがあれば、諦めずにまずは相談してほしい。月に一度行政相談を実施しているので、自分達が住みやすい仕組みになるようにぜひ利用してほしいです」と述べました。