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4月27日(日曜日)、大畑グラウンドで第19回長門市消防操法大会が開催されました。
この大会は、長門市消防団員の消防操法の技を競うことで、技術の向上と士気の高揚や、地域住民の防火意識の啓発を図ることを目的に毎年行われているものです。
開会式では長谷川達也消防団長が、「大会は、火災時における消火活動を迅速かつ確実、安全に行うための技術向上を図ることを目的としています。参加いただいた皆さんには、今後も地域住民の信頼と期待に応えていただけるようお願いしたい」と話しました。
大会は、「応急操法の部」と「女性初期消火競技の部」の2部門で行われ、応急操法の部には7部隊、女性初期消火競技の部には10チームが出場。応急操法の部は、各団員らがホースで標的に向かい放水するなど速さと手順の正確さ、安全性が競われました。また、迅速性を競う女性初期消火競技の部では、火事を発見した想定で大きな声で「火事だ」と大声で周囲に知らせた後、消火器を使って素早く目標物の消火を行い、最後はバケツリレーで目標物めがけて消火を行いました。
女性初期消火競技の部の部に出場した「子どもまんなか防災ネットワーク」の山近さんは「初期消火の重要さを改めて実感するとともに、大会を通じてチームワークの大切さも感じることができました。さらに、実際に大会に参加することで、消防活動への理解を深める良い機会にもなりました」と話していました。
なお、この日の上位成績は次のとおりです。
《応急操法の部》
1位:深川南分団第1部隊
2位:日置分団第2部隊
3位:向津具分団本郷部隊
《女性初期消火競技の部》
1位:日置婦人防火クラブ
2位:ゆもと苑オレンジ女子
3位:子どもまんなか防災ネットワーク