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1月31日(金曜日)、「学校給食・くじら交流の日」が実施され、長門市と下関市の小中学校でくじら肉の給食が提供されました。
古式捕鯨のまちである長門市と近代捕鯨のまちである下関市では、歴史の中で育まれた伝統的食文化を絶やすことなく次代に引き継ぎ、文化を継承させるため、くじら肉給食を同じ日に提供する「学校給食・くじら交流の日」を平成24年度から実施しており、今回で13回目となります。市内の小学校11校、中学校5校において、ニタリクジラの鯨肉のくじらの竜田揚げが提供されました。
このうち明倫小学3年では、くじら資料館の山田館長が講話を行い、クジラの名前の由来や「大きなものを食べて邪気を払う」との願いを込めて節分にクジラを食べる山陰地方の風習などについて話されました。児童らは、館長の話に真剣に耳を傾けメモをとっていました。
給食の時間になると、伊藤教育長、山田館長と一緒にくじらの竜田揚げを食べ、くじらの竜田揚げを食べた児童は「サクッと香ばしくてとてもおいしかった」と感想を話しました。
今日の給食として提供された献立内容は次のとおりです。
くじらの竜田揚げ、豆腐のすまし汁、わかめの酢の物、節分豆、ご飯、牛乳