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1月22日(水曜日)、道の駅センザキッチン横の岸壁にて、実習船「海友丸」の遠洋航海出航式が行われました。
大津緑洋高等学校水産校舎では、乗船実習をとおして専門的な知識と技術を修得し、船舶職員としての資質や人格醸成のため、毎年遠洋航海実習を行っています。今年は、同校海洋技術科の2年生25人、大津緑洋高校と福岡水産高校の専攻科1年生17人が乗船しました。仙崎を出港した実習船「海友丸」はマグロ延縄実習を行い、ハワイホノルル港へ向けて航海。その後、焼津港で水揚げを行い、仙崎へ帰港する予定です。
出航式で葉山雅基校長は「遠洋航海へ出航する実習生は、今後の水産業、海運業を担う若者として期待されています。これから始まる長い船上での生活に不安や緊張もあると思いますが、安心安全な航海となるよう乗組員や指導教官の皆さんの指導を仰ぎ、実習生全員で団結、協力することで充実した実習にしてください」とあいさつしました。
出航式を終えた後、実習生は保護者や生徒、教職員らに見送られ、3月17日までの55日間に及ぶ航海に出発しました。