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1月21日(火曜日)、仙崎地方卸売市場で仙崎湾内で養殖されたクロマグロの出荷式が開催されました。
令和5年10月に長門市と進出協定を結んだ、総合食品企業マルハニチロのグループ会社である大洋エーアンドエフ株式会社が仙崎湾内で養殖したクロマグロが初出荷されました。
マグロの中でも黒いダイヤモンドと称されるクロマグロ。令和6年5月から、約100キロのクロマグロを半年から8カ月かけて養殖した3本のクロマグロが水揚げされ、126.5キロと150キロの2本が新潟市場と大田市場(東京)にそれぞれ出荷されました。
大洋エーアンドエフ株式会社の栗山治代表取締役社長は、「仙崎湾は、水温が低く漁場としてとても素晴らしい漁場です。マグロは高級だと思われていると思いますが、数量を潤沢に供給できるということで値段も少し抑えられるので、色々な方に召し上がっていただきたい」と話していました。
令和6年度は短期養殖マグロ約40トンを出荷予定で、令和10年度には約400トンの出荷を見込んでいるということです。
また、センザキッチンで、150キロを超えるクロマグロの解体ショーが開催。見事な包丁さばきに観客から歓声が上がっていました。
試食した子どもたちは「おいしい。まだまだ食べたい」と感想を話していました。