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1月17日(金曜日)、台風による豪雨災害を想定した3市(長門市・下関市・美祢市)合同防災図上訓練が行われ、長門市会場には、市職員で構成される災害対策本部に加え、陸上自衛隊、長門警察署職員が参加しました。この訓練は、災害対策本部事務局の運用検証および職員の対応能力向上を図ることを目的として実施されました。
今回の訓練は、「大型で非常に強い台風X号が明け方から朝にかけて山口県に上陸する」という想定で行われ、市民の方々や各機関などから寄せられた土砂崩れや浸水・河川の増水、避難所の状況、停電や電波通信状況などの情報を受け、情報整理を行いました。また、それらの情報に対し、必要に応じて避難情報の発令、物資の要請、孤立した地域住民の救助要請などを行いました。
訓練を終え、総務部長は「本日の訓練では比較的スムーズに冷静に対応できていたと感じましたが、それは、訓練であるという考えが頭にあったことからこそ、そういった対応ができたところもあると思います。実際に災害が起きた際には戸惑う場面が出てくると思いますが、訓練を続けていくことでしか災害に対する対応力は上がらないため、こうした訓練を引き続き継続し、災害はいつでもどこでもやってくるという意識を持っていただきたい」と話しました。