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12月15日(日曜日)、油谷こどもミュージカル第23回公演「夢の続きは夢の中」がラポールゆや大ホールで行われました。
油谷こどもミュージカルは、平成14年度に地域住民と共に創り上げる文化事業にすることや子どもの創造性・可能性を伸ばすことなどを目的に発足し、今年で、23回目の定期公演となります。会場には、午前の部と午後の部を合わせて約650人が来場し、子どもたちの迫真の演技を堪能しました。
今回の作品「夢の続きは夢の中」は、廃校が決まった分校の子どもたち(さやか、ももこ、あいか、ひかり、たける)が、校舎の取り壊しを伸ばしてもらうために街の本校へ向かいます。その途中、街の中でひかりとたけるが迷子になり、ほかの3人は2人を探しているところで、凪沙に出会い、街の本校の先生のところへ行きます。職員室では大騒ぎとなるが、無事見つかります。学校の音楽室では不思議なことが起こり、突然凪沙が倒れるという展開のお話。
公演を終え、主演を務めた中村知生さんは「前回よりも人数が少ない分、みんなで元気に大きく動いて表現できるよう話し合って、自主練などもして頑張ってきました。一年間いろいろなことがありましたが、最後はみんなで一生懸命に笑顔でやり遂げようということを決めていて、それができたと思います。今まで受け継がれてきた笑顔や元気の伝統を次の世代に受け継いでいけるようにまだまだ頑張っていきたいです」と話しました。