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12月1日(日曜日)、ルネッサながとを会場に20回目となる「ちびなが商店街をつくろう20」が開催されました。
このちびなが商店街は、仮想通貨「チビー」を使用して買い物を行う、子どもたちのまちです。買い物は大人もできますが、店員になれるのは小学生のみで、職業を選ぶハローワークには、早朝から長蛇の列ができていました。
会場には、飲食関係や雑貨屋などに加え、警察や消防、銀行や税務署など、約50のブースがオープン。
外国語通訳や学芸員体験ブースなど新しい体験ブースもありました。
働く時間は1回1時間が4回設定されており、児童はアルバイト代の「チビー」を受け取り、お祭り広場での遊びや買い物を楽しんでいました。
また今回は、深川小学校6年生の児童による「地域活性化プロジェクト」ブースが登場。各クラスが企画した「長門の魅力を伝える」「流木などを使った作品制作」「ガチャや雑貨販売」など児童のアイデアが詰まったブースを出店していました。
ちびなが商店街をつくろう20実行委員会の岡本康宏委員長は、「長門の子どもたちにとって年に1回の大きなお祭りであってほしい。また長門にこんな職業があるんだと知ってもらい、将来長門でこの仕事をしてみたいと思ってもらったり、働く場所は違えど、この体験を通して自分の職業観を養ってもらえるとうれしい」と話していました。