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俵山・豊田道路の2本目となる第2トンネル工事の安全祈願祭が8月20日(火曜日)に開催され、工事関係者や地元関係者ら約60人が出席しました。
祈願祭では、俵山八幡宮の宮原宮司による神事が行われ、国土交通省中国地方整備局・山陰西部国道事務所の大西良平所長や江原市長、俵山地区発展促進協議会の藤野忠次郎会長などが玉串を奉納し、工事の安全を祈願しました。
出席した江原市長は「俵山・豊田道路は、事業化から8年目を迎え地元の方々のご協力により、目に見えた工事の進捗が見受けられております。今後、俵山温泉へ続くインターチェンジ周辺の拠点整備はもちろんのこと、命の道・産業の道・観光の道でもある山陰道全線の早期完成を目指すべく本市と下関市ならびに両市の議会、商工団体が一致団結し公民挙げて切れ目なく要望活動を行っていきたいと思っております。本工事が一日も早く安全に完成するよう願っています」と祝辞を述べました。
今年の3月末に貫通した第1トンネル(278m)は、現在、仕上げの工事が行われています。今回安全祈願祭が行われた第2トンネル(1,267m)は、これから本格的に着工されます。
今後、第2トンネルも地域の皆さんを対象とした見学会を予定されているとのことです。
■令和5年度俵山・豊田道路第2トンネル工事
工期:令和6年2月1日~令和9年3月31日
施工者:三井住友・岩田地崎特定建設工事共同企業体
工事概要:山口県下関市豊田町八道から長門市俵山小原を結ぶ延長13.9kmの自動車専用道路。そのうち1,300mの区間(トンネル区間1,267m)を施工する工事。