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6月28日(金曜日)、日置農村環境改善センターで長門市日置の特産品「日置すいか」の出荷目慣らし会が行われました。
日置すいかは、元水田などを活用してスイカの株をじっくり育て、糖度が11度以上で甘みが強いのが特徴です。
この出荷目慣らし会は、日置すいか生産出荷部会の会員が持ち寄ったスイカの糖度と品質の検査を行い、甘くて食べごろのスイカが出荷されるよう出荷開始日を決定するために開催されており、持ち寄られたスイカを叩いて実の熟れ具合を確かめ、その後、身を割って糖度を計測します。
この日、検査された全てのスイカが、等級3以上、糖度11度以上であることが確認。今年の出荷開始日は7月1日(月曜日)に決定しました。
確認後、日置すいか生産出荷部会 部会長の大町一吉さんは「例年通り、味がしっかりして香りがたつ美味しいスイカであることが確認できました。今年は天候にも恵まれ、甘くて美味しいスイカがたくさんできました。ぜひ消費者のみなさんに美味しいかどうかを、実際に食べて確認してもらいたい」と今年の出来を総評。
JA山口県長門総括本部によると、地区では部会に所属する4農家と3法人が、計約1.7ヘクタールで生産しており、5,000玉を目標に7月25日頃まで県内を中心に出荷される予定だということです。