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6月24日(月曜日)、西消防署庁舎建設工事の起工式および安全祈願祭が挙行され、施工業者ら関係者約30人が参列し、工事の安全を祈願しました。
出席した江原市長は「現在の西消防署庁舎は、老朽化の進行が著しく耐震性を満たしていないことから、市民の安全・安心を守る防火拠点として、近年の複雑・多様化する災害に迅速かつ効果的に対応するため、この度、整備することとなりました。新たな施設は、緊急時に迅速な出動が可能となるような効果的な配置、また職員の健康と感染防止対策にも配慮したものとなっております。工事の安全と工期内の完成をお願いしたい」とあいさつしました。また、施工者を代表して安藤建設株式会社の安藤繁之代表取締役社長は「西消防署に求められているのは、長門市西部地区の救急、火災等の対応であろうと思います。我々、建設業界もこの地域で何かあった時に対応する、そういう意味では、同じ土俵に置かれている企業です。また、建てるだけでなく消防署の皆さんと一緒に地域を守っていきたいと考えています。関係者の皆さまのご支持をいただきながら、工期内に安全に素晴らしい建物を建設することをお約束いたします」と意気込みを述べました。
西消防署庁舎の建設工事は、7月1日から令和7年3月21日まで。
新庁舎では、これまで別の場所で行っていた訓練も可能となり、より効果的な訓練環境が整備されます。また、仮眠室から出動準備室までの導線の確保され迅速な対応が可能となります。その他、仮眠室を個室としたことで女性職員の配置や職員間の感染防止対策も可能となるとのことです。
■建設概要
建設場所:菱海保育園隣接地
敷地面積:約1,705.28平方メートル
構造及び延床面積等:
1)鉄筋コンクリート造平屋建て
延床面積:475.02平方メートル
事務室、車庫、出動準備室、消毒室、防火衣乾燥室、会議室、倉庫、書庫、油庫
2)ホース乾燥塔1基