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6月21日(金曜日)、萩焼づくりが向陽小学校で行われました。これは、萩焼深川窯の萩焼作家に参加いただき、向陽小学校で毎年行われているものですが、今回は人間国宝(小石原焼)の福島善三さんを招待しての開催となりました。
作陶前に松本清和校長先生が「学校にある資料によると、向陽小学校の窯は37年前にできたものです。その頃から、生徒は毎年萩焼づくりをしています。こういった経験ができることは日本でもめずらしいことです。去年よりも少しでも上手にできるように頑張りましょう。」と話しました。
子どもたちは、萩焼作家の先生方に助言をもらいながら、花瓶やペン立て、猫の置物など、自分で考えたものを作陶しました。
子どもたちの作陶を見た福島さんが「自分だけの作品を思いきって作っている様子にパワーをいただきました。日本の文化を継承していくために、若い人が文化に触れてくれることが重要で、大きなったときに、萩焼づくりをしたことを思い出してほしい。」と話しました。