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6月13日(木曜日)、共同船舶株式会社が所有する捕鯨船である、関鯨丸の完成を記念し、鯨肉消費拡大のための試食会が有限会社きらくで開催されました。
今回の試食会は、長門大津くじら食文化を継承する会が長門料飲組合と連携し、市民及び観光客などに対し、鯨肉消費を拡大することを目的として開催されました。
まずはじめに、関鯨丸完成を記念した動画の鑑賞を行われました。その後、長門大津くじら食文化を継承する会の上田俊成会長が「長門で鯨肉を食べられるお店として、どこを紹介したらいいかわからないという現状である。鯨肉拡大につながる今回の試食会が、盛大に行われたことをうれしく思います。」とあいさつしました。
また、江原市長が「長門は400年前から、古式捕鯨を行ってきた文化がある。これから、くじらファンを増やしていくために、食文化を発信していきたい。」と話しました。
試食会では、市内飲食店など13団体が調理した、くじら串や巻き寿司、ベーコンなど21種類の料理が提供されました。
また、就労継続支援B型事業所「友愛センター」と「ハピネスさざんか」の利用者が協力して試作を重ね、第74回山口県総合社会福祉大会の参加記念品として選定された、「くじらのはしおき」が添えられました。