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3月14日(木曜日)、「合同企業ガイダンスin長門」がルネッサながとで行われ、市内企業25社と地域企業に興味のある人や市内高校生ら約80人が参加しました。
このガイダンスは、市内の企業経営者や人事担当者が、就職を希望する高校生およびその保護者、学校教諭らを対象に、自社の魅力や仕事のやりがい、求めている人材をPRすることで、市内での就職の促進および早期離職防止を図ることを目的に、NPO法人つなぐが主催しています。
説明に先立ち、参加者がよりリラックスして説明を受けられるようにと、企業で働く人たちと直接対話をする「トークフォークダンス」が行われました。
会場には、建設業や旅館業、医療関係などの企業がブースを設置し、訪れた高校生らに紹介映像などを通じて各社の仕事内容や特徴について説明を行い、参加者らは、具体的な働き方や仕事の内容など気になることを熱心に質問する姿が見られました。
このうち高校生からは、「進学を考えていたが、今回説明を聞いて就職という選択肢もできた」「旅館業には、女性の従業員が多いと思っていたが、男女比率が半々と聞いて驚いた」「先入観で会社の仕事内容を想像していたが、説明を聴いていい意味で想像と違い、参加してよかった」との感想がありました。
一方、参加した企業からは、「皆さんが知っているのは仕事の一部だと思うので、今日はより深く知ってもらうことで、こんな仕事もあるんだと感じてもらえたのではないか」「参加者が積極的に質問をしてくれて、仕事内容を知ってもらういい機会になった」との声が聞かれました。
今回主催したNPO法人つなぐの岩本さんは、「この場で、就職先を選んでほしいというよりは、まずは、どんな仕事があって、どんな人がどんな思いで働いているのかを知ってもらい、自分はどのような会社に行けば頑張れそうかというヒントを得てもらいたい」と話していました。