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2月1日(木曜日)、現在、整備が進められている下関市豊田町八道から長門市俵山小原を結ぶ延長13.9kmの自動車専用道路「俵山・豊田道路」第1トンネル工事の地元見学会が開催され、地元住民や関係者ら36人が参加しました。
これは、地域住民に事業や工事への理解を深めてもらうことを目的に開催されたもので、初めに、国土交通省中国地方整備局から、山陰道の事業進捗状況や整備による観光面での周遊性の向上、物流面や救急搬送面での信頼性の高いルートの確保、災害時の迂回解消などの様々な効果について説明がありました。
その後、「第1トンネル」の工事を請け負う佐藤工業株式会社から、トンネル工事の掘削作業や工法、工事で使用される特殊車両などが紹介されました。
作業中のトンネルを見学した木津自治会長の平岡さんは、「とても分かりやすい説明でよく理解できた。地域のみなさんの関心も高い。佐藤工業のみなさまには安全に作業していただき、早く開通してくれることを願っています」と話していました。
昨年9月から着工した自動車専用道路「俵山・豊田道路」の第1トンネルは、延長278mで工事の進捗状況は4分の3が完了しており令和6年3月中旬に貫通予定だということです。