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12月1日(金曜日)山口県畜産共進会・第71回和牛共進会において総合優勝した長門市和牛改良組合と種牛の部のグランドチャンピオンとなった花岡久雄さん、若牛1区優等賞二席を受賞した大津緑洋高等学校が、長門市役所を訪れ受賞の報告を行いました。
この共進会は、県内各地区から選抜された和牛やホルスタイン(乳牛)の発育や体型等の優劣を競うもので、繁殖雌牛の発育や体型等で評価する種牛の部には39頭が、肉牛の部には71頭が出品されました。
種牛の部のグランドチャンピオン(優等賞一席)に輝いたのは、向津具の花岡久雄さん出品の「ふくこ」号で、花岡さんは受賞に対し「こんな賞をいただいて、大変嬉しく思っています。牛から元気と若さをもらっていると感じています。先人が教えてくれた巧みな技術がこれからの畜産の役に立つよう頑張りたい」と話しました。
また、若牛1区優等賞二席に大津緑洋高等学校が受賞。濱田朝美先生は「畜産の先輩方と色々お話しさせていただく機会をいただいて、長門の畜産の文化を改めて実感でき、良かったと思います。今後、畜産に関わる若者が増えるように、学校で、農業の楽しさを伝えていきたいと思います」、西山昇汰さんは「先生に教えていただいたことが、このような賞につながり嬉しく思っています。今後も愛を込めて育てていきたい」と話しました。
長門市和牛改良組合の皆さんは「5年ぶりの団体賞を受賞でき嬉しく思っています。今後、若者たちと一緒に市や農協と連携して頭数が増えるように頑張っていきたい」と話しました。
長門市和牛改良組合の総合優勝は平成30年以来5年ぶり、長門市の牛のグランドチャンピオンは令和元年度以来4年ぶりの受賞となりました。