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9月10日(日曜日)、東深川の野外劇場「赤崎神社楽桟敷」で、赤崎まつりが開催され、「式三番叟」、楽踊「虎の子渡し」と「月の前の伶楽」、「湯本南条踊り」が披露・奉納されました。
掛け声や楽器のタイミングに合わせて、華やかで堂々たる舞が披露され、来場者からは大きな拍手が贈られました。
また、奉納終了後には餅まきが行われたほか、会場周辺に露店が並び多くの人で賑わっていました。
赤崎まつりは、東深川地区の国指定重要有形民俗文化財、「赤崎神社楽桟敷」で開催される赤崎神社の例大祭として開催されています。
奉納神事は、この地で牛馬の疫病が流行した慶長元年(1596年)ごろ、農業の守護神をまつる赤崎神社に祈願し病気が治ったことで、感謝の気持ちを楽踊りなどの芸能として形にしたのが始まりと伝えられています。