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12月12日(日曜日)、ラポールゆやで油谷こどもミュージカル第20回定期公演「天の子と妖怪たち」が行われ、午前の部と午後の部を合わせて約800人が来場し、子どもたちの迫真の演技を堪能しました。
油谷こどもミュージカルは平成14年度にラポールゆや開館5周年を機に発足して以来、毎年公演を続け今年で20周年を迎えました。脚本・演出を手掛けるのは下関市民ミュージカルの会代表の伊藤寿真男さんで、出演は長門市内の小学校5年生から高校3年生までの28人。4月から練習を開始、12月までずっと厳しい練習を行ってきました。
今回の作品「天の子と妖怪たち」は地球創世記のお話。この星を任せる生き物として、人間がふさわしいか結論をだすために、一の神はイッチ、二の神はニイニ、三の神はサンボとして人間に生まれ変わった。大きくなったサンボは、人間嫌いになり、妖怪たちと暮らしていた。サンボを連れ戻すために、イッチとニイニはサンボが暮らす場所へ行くが、人間と妖怪は敵同士。はたして無事サンボを連れ戻すことはできるのか。そして人間は、地球を任せる生き物としてふさわしいのか。
2時間の大作にも関わらず、子どもたちは歌や踊りのほか、生き生きとした表情で台詞や演技も巧みにこなし、会場に訪れた観客を魅了しました。
3月には萩市民館での公演が予定されています。