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12月7日(火)、長門市と下関市において災害時を想定した応急給水訓練が両市合同で行われました。
この訓練は、平成20年に下関市と締結している「災害時の相互応援に関する協定書」に基づき、両市の相互応援体制の確認と、災害対応能力の向上を図ることを目的として実施されました。
訓練前日には、災害時を想定して、長門市で発生した漏水事故により下関市へ応急給給水活動の応援を要請する情報伝達訓練が行われました。
当日の応急給水訓練は、長門市上下水道局の職員5名と下関市上下水道局の職員4名が参加。下関市豊北町粟野の消火栓を給水基地として、両市の給水車2台が集合。訓練中は雨に見舞われましたが、実際に消火栓から給水車へ水を補給し、想定被災地である長門市の福祉施設へ給水を行いました。
長門市では今年の6月に初めて加圧ポンプを搭載した給水車を導入したところで、新しい給水車を用いての訓練は初めてとなります。参加した職員は、給水車の操作や現場での安全確保、作業にかかる時間等を確認しながら応急給水訓練にあたりました。
作業終了後、両市の担当者は、災害協定に基づき今後とも相互応援体制の定期的な確認と、災害対応能力向上を引き続き図っていくことを確認して訓練を終えました。