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奥村麻依選手がオリンピックを振り返る~長門ライオンズクラブ例会にゲストとして出席~

ページID:0037948 更新日:2021年11月11日更新 印刷ページ表示
スポーツ少年団の選手との記念撮影

スポーツ少年団の選手との記念撮影
現役生活を振り返る奥村選手
ライオンズクラブの兼澤会長から花束が贈られた
児童からの質問に答える奥村選手
例会後にスポーツ少年団の選手のみんなにサインする奥村選手

 11月11日(木)、大正館で行われた長門ライオンズクラブの例会に、東京オリンピック女子バレーボールに出場した長門市出身の奥村麻依選手がゲストして招かれ、これまでのバレーボール生活を振り返りました。

 例会には長門ライオンズクラブの会員のほか市内バレーボールスポーツ少年団の選手も出席しました。

 8月に現役を引退した奥村選手は、バレーとの出会いからオリンピック出場までを振り返りました。バレーボールはいとこがやっていたので、真似をしたくて始めたことや小中学校は練習が厳しくなく、上限関係もゆるやかでのびのび楽しくやっていたものの、強豪校である防府市の誠英高校に入ってからは、厳しい練習についていくのに必死でやっているうちにレギュラーになったことなどが紹介されました。
 
 また、大学時代には4年生時に秩父宮妃賜杯全日本大学選手権で優勝し、大学日本一に輝きました。奥村選手はそれをひとつの区切りにしたいと思っていた時期に、監督から「卒業後はどうするのか?」と聞かれ、「スーパーのレジ打ちをしたいです」と本音で答えたところ、「そんな冗談はいい」と言われたエピソードも紹介され、会場を笑いに誘っていました。

 社会人でのバレーは、とりあえず3年間はやってみようという気持ちでプレーしていくなかで、チームでキャプテンを任されたり、タイに行って勉強してみたいと思うようになったりと良い意味で思い描いていた将来像とは異なる予想外のバレー生活でしたと現役時代を振り返りました。

 そして、オリンピックでは、1点を取りに行く執着心が桁はずれである外国チームのプレーを目の当たりにし、試合に出ない時間はチームのためにできることを考え、出場している選手にアドバイスを送るなどしたとのことでした。

 長門ライオンズクラブの兼澤会長から花束を受け取った後、スポーツ少年団の選手からの質問に答えました。子どもたちからは「サーブレシーブをうまくとる方法はありますか?」「試合のあとのごほうびは何ですか」などの質問が飛び出し、奥村選手は「セッターの方を向いてとるといいよ」、「チョコレートが大好きなので試合後はたらふく食べます」と答えていました。

 MISUMI JVCの伏谷さんは「質問させていただき、たいへん参考になりました。私もオリンピックに出場したいです」と奥村選手と交流することができた喜びを語りました。

 例会出席後、奥村選手は「けがをしないようにプレーをしながら、楽しいことや大変なことを乗り越えていってほしいと思います」と長門市でバレーボールをしている子供たちに向けてメッセージを贈りました。