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10月13日(水曜日)、仙崎小学校でICT技術を使って楽しく英語に触れる英語学習の公開授業が行われました。
2020年4月から小学校3・4年生で外国語活動、5・6年生で教科として外国語が必修化されました。これまで以上に英語力が求められる時代となるなか、児童に一人一台端末が配布されるなど教育のICT化も同時に進められています。
長門市では、児童がこのような英語教育にスムーズに取り組めるよう、株式会社ECCと連携して電子黒板に映像やクイズ、歌などを映し出すなど児童参加型の授業を展開できるデジタル教材「パパっとえいご」を導入し、10月から小学校1・2年生の余剰時間を活用して楽しく英語に触れる英語学習を独自にスタートさせました。
授業では電子黒板に映し出された映像に合わせて体を動かしたり、一人に1台ずつ配布されたタブレット端末やマイクを使って、体の部位や色を英語で話す練習をしました。
授業を終えた2年2組の児童は「英語を話すのは難しかったけれど、何回か話すうちにできるようになってうれしかった。またやってみたい」と話していました。
市教育委員会の飯田将之指導主事は「児童は楽しみながら取り組んでいたと思います。この1・2年生を対象とした英語学習は、3年生から始まる外国語活動を楽しく学ぶための土台作りととらえています。ネイティブの発音に触れ、端末を使って自分のペースで繰り返し学習することにより、英語に対する抵抗がなくなってくれればと思います。児童にとって実り多い学びとなるようにしたいです」と長門市独自の取組への思いを述べました。
英語学習は年度末までに10回行われ、あいさつや自己紹介、長門市の観光名所の紹介などを学ぶこととしています。